吃音×発達凸凹キッズの表現力を育てて吃音をよくするママがしていること

脳を育てる

前回は、
吃音×発達凸凹キッズの
表現力を育てるために
まずママはだまる!

というお話を
させていただきました。

詳しくはこちら▼▼
https://www.agentmail.jp/archive/mail/3198/10383/680360/

要は、
会話の主役をいつも
子どもにしてほしい、
ということです。

ママが先頭を走って、
子どもグイグイ大人の望む方向へ
引っ張っていく会話の仕方ではなく、

ある時は子どもの横、

ある時は子どもの後ろに
立ちながら、

子どもが主体的に考え、話し、
行動できるように
先導できる人
になってほしい、
ということです。

なぜなら、
ママが話したいことから
話してしまうと、子どもと
ミスコミュニケーションに
なることがほとんどだからです。

園や学校から帰ったら
すぐ手洗いをして
荷物を片付けて欲しい母。

V.S

ママと遊びたい!
ゲームしたい!
お菓子食べたい子。

どっちが先に話し始めても
すれ違いになります。

だから、
ママが先に黙ります。
言いたいことは言いません。

その代わり
聞き上手になってください!

母:お家帰ったらまず何する?

子:ゲームする!

母:ゲームいいね!
 昨日も頑張ってたもんね!(肯定)

 それじゃ、ゲームの前に何する?

子:ん????
 
母:玄関で靴脱いで・・・・

子:あ!手を洗う!

母:手を洗うのいいね!(肯定)
 外のバイキンはおうちに 
 持ってきたくないもんね!(理由)
 じゃ、その後何する?

子:ゲームする!

母:ゲーム楽しいもんね〜!
 今何にはまってるの?
 (興味を示す肯定)

子:桃鉄!最強カードが面白いの!

母:あれは面白いよね〜!
 変なカードもあるもんね!
 じゃ、手を洗って、
 ゲームする前に 
 あと一つやることがあるとしたら?

子:あ!カバンを片付ける!

のようにママが
話すのではなく、

子どもの想いを表現してもらい、
それを肯定してから、
ママがしてほしいことを言わずに
子どもに考えさせて言わせ
行動させます。

本当だったら、

「帰ってすぐゲームなんてダメ!
やること先にやってからでしょ!
そうやって自分のやりたいこと
ばかりしてたら
大人になってから苦労するのは
あなたなのよ!」

など言いたいかもしれませんが、

ちょっと一手間かかっても、
先ほどのような会話を
日頃からしていると、

①毎回、指示出ししなくても、
子どもが生活の中の段取りを
自分で考えられるように
なります。

②想いを伝えてもいいんだ、
ということを体感的に習得し、

自分の想いを隠したり、
遠慮して言えなくなる、
ということが防げます。

③お友達と遊んでいる時も
自分の想いを伝えられる
ようになります。

④「今日は新しいゲームを
たくさんしたいから、
帰ったらすぐに、
〇〇と〇〇を終わらせる!
その後、ご飯の時間まで
ゲームしていい?」

と子どもから交渉して
くるようになります。

この交渉術というのも
実は大事!

相手のことを考えて
どうしたら自分の希望が通るか
考えられるようになっている証拠
なので、

自分のことだけ考えて
話すステージから
一段上に上がった証拠に
なります。
(まだ交渉の仕方は下手だったとしても
相手のことを考えていることが大事)

表現力とは、
一方的に面白い話をする力ではなく、
会話です!

会話力をつけさせたいので、
ぜひ、ママが聞き上手になって
表現力を高めてあげてくさい!

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