娘の吃音が治ったきっかけは大好きなアレ!

吃音

 

3歳の頃に音を繰り返す
「連発」から発症し、
音を引き伸ばす「伸発」が加わって、
しばらく経過していた娘ですが、

 

いつの日からか
言葉が出なくなる「難発」
出るようになり、

 

4歳を過ぎた頃には、
手をブンブン振りながら
顔を引きつらせて
話すようになっていました。

 

徐々に難発がひどくなり、
話そうとすると呼吸すら
おかしくなることが増えました。

 

そんな娘を見ていることが
辛くて辛くて、
私は忙しい振りをして
娘に背を向けたり

 

視界に入れないように
目をそらしたり
最低なことをしていました。

 

そんなことをしてはいけない!
とわかっていても当時の私には
心身ともに余裕がなく、
吃音の子にしてはいけないNG行動を
止められませんでした。

 

この状況をなんとかして変えたい!
吃音なんかに私の子育て人生を
おかしくされたくない!
私と娘の関係を壊さないで!

 

怒りの感情から
吃音をよくするための対応を
色々試しました。

 

その中で、今振り返ってみて、
娘の吃音がよくなったきっかけ
娘の大好きな「絵本」のおかげだな、
と思っています。

 

毎晩、2〜3冊絵本の
読み聞かせをしていましたが、
その時に「どもりにくい発話法」
使って読むようにしました。

 

始めは、私の読み方が変わって
絵本よりも私の顔を見て
不思議そうにしていましたが、
それもすぐに慣れてくれました。

 

娘にはいつもブームの本があり、
毎日一冊は同じ本を読んでいました。

 

 

その中で1番お気に入りだった絵本が、
「いぬのかんごふさん ベッツとタンクル」
という絵本でした。

 

当時の娘はまだ字が
読めませんでしたが、
何度も繰り返し聞いている内に
耳から覚えていきました。

 

お人形を並べ、
保育園の先生が絵本を
読んでくれるように
大好きな「ベッツとタンクル」の
「読み聞かせごっこ」
するようになりました。

 

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その話し方がまるで私そっくり!
だったんです。

 

普段はどもると力を入れて、
勢いで話そうと早口に
なってしまう娘ですが、
絵本の読み聞かせごっこを
している時は、

 

私の「どもりにくい発話法」まで
そっくり真似して
上手に話すので難発が
抑えられていました。
(連発・伸発はたくさん出てます)



これはいけるかもしれない!と思い、
娘のお気に入りの一冊だけ
娘の記憶に刷り込むように丁寧に読む
ようにしました。



すると、
徐々に連発や伸発すら落ち着き、
5歳の誕生日を過ぎた頃から
どもらなくなりました。

 

通常、この「どもりにくい発話法」は
吃音当事者の方にお教えする方法です。

 

私の講座では、これを
ママさんにお教えしています。

 

お子さんの吃音がひどいな〜、
という時には救済的に使える
テクニックです。

 

周りの人の真似をして様々なことを
吸収する時期だからこそ
効果が高い!と感じています。

 

もしお子さんのお気に入りの一冊が
あったら是非、丁寧に
ゆったりゆっくり読み聞かせて
あげてください。

 

▼吃音はママの声かけで治せます!

https://www.agentmail.jp/form/ht/44356/1/?post723

 

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