吃音の波が目立つ時期に子どもが声を荒げることに悩んでいました
私は小学2年生の吃音×発達凸凹キッズの女の子、
発達ゆっくりな年長の女の子、
2歳の男の子の3人のママです。
吃音のある長女と末っ子のきょうだい仲の悪化に頭を悩ませており、吃音が強く出ている時期に長女は声を荒げることが多いことに気づいていました。
遊びの主導権は長女なので、気分が乗る時は追いかけっこをして仲良く遊んでいるのですが、遊ぶ気がない時に長男が近寄ると「あっちいって!」と声を荒げ、ムスッとした顔でYouTubeやゲームをしています。
「やめて!あっちいって!」と大声を出すのはやめて欲しいと思い、どうしたら仲良くなれるかを考えました。
吃音特有の波とは?
吃音は良くなったり悪くなる時期を繰り返すのが特徴としてあり、特に年齢が浅い時期は目立ちます。
吃音は脳に負荷がかかると症状が出やすくなります。まだ小さなお子さんは自分の感情や気持ちをコントロールできないことが多く、まさに幼児期はたくさん耳から吸収した言葉を少しずつアウトプットしている最中ですよね!
したがって、脳の負荷=ストレスを子どもが多く感じてしまうと吃音が増えてしまう場合があります。
子どもの吃音が悪化した原因
一度長女の立場になって何にイライラしているんだろうと考えてみました。すると、私がたくさんの「子どもが出来ていないこと」に注目していたことに気づきました。
「ねぇ水筒出した?」
「静かにして〜」
「早く〜」
など、これらは全て出来ていないことに注目した発言ということになります。私は知らず知らずのうちに指示出し人間になっていました。吃音はストレスが悪化要因だと言われています。
できていないところに注目される
指示だし
この2点が多いと吃音は悪化する傾向があります。
大丈夫です。そういう時はここで気づけてよかったと思いましょう!良くなることをしていけばいいのです!
吃音の子どもに効果絶大!褒め3テクニックと一番大事なこと
褒めのサンドイッチ
まずは当たり前のことを褒め、やってほしいことを指示、やってくれたらまた褒めます。これをすると指示が通りやすくなりお互いにストレスがなく事を進めることが出来ます。
褒め25%ルール
ついやり終えたことだけを褒めがちですが、子どもが出来た時に「出来たね!」と100%褒めるのではなく子どもが行動を開始した25%のところで1番大きく褒める!というものです。
スキンシップ
スキンシップも肯定なの?と思われがちですが、スキンシップこそ吃音悪化を防ぐ最大の技です!私は2歳の長男にすることを長女にもしました。
お風呂はなるべく一緒に入り、背中を洗ってあげる、髪を流してあげるなど普段子どもが自分で出来ている事をあえて私がやってあげることで子どもの行動の負担を減らしながら自然とスキンシップをとりました。
一番大事なこと
一番大事なことは子どもの見かけの態度に惑わされないことです。
まだ子どもは感じた気持ちをうまく言葉にできません。特に吃音のある子どもは難しい言葉や話し方をしようとすればするほど脳に負荷がかかり吃音が出やすくなります。
感情剥き出しの子どもに真っ向勝負は親も子も疲れるだけです。まずはなんで怒っているんだろう?と第三者の目で見てみましょう!
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子どもに届く!「褒め」は吃音への素晴らしいアプローチ
1週間ほどで長女の吃音の波は徐々に落ち着き大声を出すことが極端に減りました!褒めることは吃音を落ち着かせるだけではなく子どもの行動を増やし脳の活性化のベースを作ります!
ぜひ褒めの声かけで親子のスムーズな関係を築いていきましょう!
執筆者:いわもとあさな
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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吃音がよくなる甘やかし方・叱り方
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