吃音の症状が進行する子と
進行せずに自然治癒する子の
違いってなんでしょうか?
まだ、科学的に結論は
出されていませんが、
最近の研究で、
「気にしやすい子」
は症状が進行し、
大人まで吃音を
持ち越しやすい傾向がある
という報告がありました。
みなさんのお子さんは、
・人の顔色をみている
・場所見知り、人見知りがある
・自分が叱られていなくても
他の友達や兄弟が叱られていると
いやな気持ちになっている
・自分の思った通りにならないと
怒り出す
このような傾向はありませんか?
もしあるとしたら、
「気にしやすい」
タイプのお子さんかも
しれませんね。
このような子は、
何か嫌なことが
起きたら嫌だな、、、、
と漠然とした「不安」を
感じて生活しているので、
いろんなことに警戒心があり、
怖がってみたり、
怒ってみたり、
いろんな反応をします。
それをそのまま放置すると、
思った通りにいかない
経験を重ねていった結果、
だんだんネガティブ思考が
育って、
常に最悪の事態が
起こることを想定するように
なります。
元々生まれ持った気質として
ネガティブ思考のお子さんは
いるのですが、
それが育っていくのか、
薄まっていくのかは、
生まれていてからの
環境も大きく影響します。
みなさんは、
お子さんの前で、
「また出しっぱなし、、、
さっき片付けたのに」
「何度も言ってるのに
〇〇してよ」
「最悪、、、もうやだ」
などなど無意識に
ネガティブワードを
発していませんか?
実は、こういうママの
ちょっとした一言にも
子どもの脳は反応します。
子どもたちにとって
ママは世界の中心にいます。
そのママが
機嫌が悪かったり、
イライラしていたりすると
子どもたちの感情を司る
扁桃体というところが
反応して不調を感じます。
そうすると
ネガティブ思考は育ち、
吃音も悪化していきます。
些細なことだけど、
すごく影響力のあることだから
ぜひ、気をつけてくみてください。
吃音×発達凸凹キッズの
ポジティブ思考を
育てたければ、
まずは、ママの口から
発せられる言葉を変えることです。
無意識に発している
ネガティブ言葉を今日から
反転していきましょう!
「〇〇が出てる!
片付けよう」
と明るく言いながら
片付けちゃう。
「〇〇しようね」
してほしいところだけ言う。
余計なことは言わない。
「最悪だけど、
こうすればいいか!」
嘆きたい時は嘆く!
だけど、必ずポジティブな
言葉をセットにして
挽回する!
難しいと思いますか?
きっと家の外、
職場やママ友の前では
しているんじゃないでしょうか?
人前だとできること、
家でも習慣にできれば
最強です!
やらない人はいるとしても
できない人はいません!
みなさんは
やらない人になりますか?
やる人になりますか?
ぜひ、挑戦してみてください。