新しいことが苦手な吃音×繊細な子どもが挑戦できるようになる事前準備

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新しいことに挑戦することは吃音×繊細な子どもにとって、かなりハードルが高いことです。今回ご紹介することを事前に準備してもらうと、挑戦のハードルがグッと下がりお子さんが挑戦しやすくなるので参考にしてみてください!

吃音×繊細な子どもは挑戦するのが苦手

挑戦するには「自分ならできる!」「大丈夫!」と思える心を持っていることが大前提です。けれど、吃音×繊細な子どもは「できないかもしれない」と想像を膨らませ、不安や緊張で動けなくなります。

ママがいくら「初めは怖いよね〜」と寄り添っても、「大丈夫だよ〜!」と励ましても効果なし。そんな子どもにモヤモヤした気持ちを抱えるママは多いと思います。

 
 

繊細な子どもは安心する見通しを立てられない

繊細な子どもの中には、先のことをあれこれ考えて不安になるタイプがいます。これは、ひとつのことについて深くじっくりと考える特性が関係していて今までに経験したことを思い出しながら、本当に大丈夫なのかということを慎重に考えます。
 
 
 
 
 
すると自分にはできないんじゃないか、失敗したらどうしようと不安なことが次々と出てきて挑戦をする前に諦めてしまいます。新しいことに挑戦しないのも、こういう時はこうしたらいい!と安心する見通しを立てて考えることができていないからです。
 
 

繊細な長女は新しいことに不安を感じ挑戦できない子だった

私の娘は繊細で昔から新しいことには慎重になるタイプ。不安を感じるため、なかなか一歩が踏み出せませんでした。
 
 
新しいことに挑戦していくほど、脳の発達が加速します。吃音をよくするためにも新しいことに挑戦する機会を増やしたい私は、事前準備をして挑戦のハードルが下がるようにしたところ、新しいことへの拒否感は減っていき、挑戦することが増えていきました
 
 

 
 
 

ママが事前準備をして挑戦のハードルを下げよう!

◆1日のスケジュールを立てて見通しを立てる
繊細な子どもは見通しが立つと安心します。雨の時はこれしようねと状況が変わった時のことも想定しておくとGOOD!
 
 
◆動画や写真を見せてイメージを持たせる
言葉よりも視覚的な情報の方が伝わる場合が多いです。
 
 
◆終わった後のご褒美を一緒に考えておく
回転寿司に行く、ガチャガチャをする、アイスを買うなど終わった後の楽しみを作りましょう
 
 
 
 
◆子どもが好きなおやつを準備する
モチベーションが下がった時など、子どもの様子をみて活用してください。
 
 

◆睡眠をしっかりとり体調を整える
体調がよく元気であることは、挑戦する力になります。

 
 
いかがでしたか?繊細な子も本当は好奇心旺盛なんです。けれど、ちょっとした不安から好奇心に蓋をしてしまいます。ママがその好奇心の蓋を開ける手助けをしてあげれば、子どもの「できた!」で脳がどんどん発達し、吃音もよくなっていきますよ
 
 
執筆者:藤野ゆっこ
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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