お友達からの〇〇で行き渋りがあった吃音×繊細キッズが登園できるようになったママの対応

吃音
吃音で繊細なお子さんは些細なことで自信を失いやすく、行き渋りや吃音悪化の原因になることもあります。今回、「お友達に怒られるから行きたくない!」と行き渋るようになった娘が元気を取り戻し登園できるようになった対応をご紹介します。

吃音で繊細な子が間違いを指摘され続けるのは絶対NG!

吃音で繊細な子は間違いを指摘されることが大の苦手です。
 
 
子どもは、いろんなことを学んでいる段階で、理解力もまだまだ低いため、言われたことを忘れていたり、何度も同じ間違いを繰り返すことが多々あります。そんな時は間違いを指摘する場面もありますよね。
 
 
ここで、注意して欲しいことがあります。それは、吃音で繊細な子は言葉をネガティブに受け取りやすく、自分の行動や感情が否定的に見られていると感じやすいということです。
 
 
 
 
吃音で繊細な子が間違いを指摘され続けると、「どうせ上手くいかない」「私はできないことばかりだ」と自信を失い、楽しい記憶ではなく嫌な記憶ばかり溜め込むようになります。そんな自信を失った状態では自分の行動を過度に気にするようになって自分から行動に移せなくなったり、無気力になり行動量も減っていきます
 
 

吃音で繊細な娘が保育園を行き渋るようになった原因

繊細な娘は、保育園での集団行動にストレスや疲れを感じやすい子で、時々行き渋る事がありました。行き渋りがある日は保育園を休んでいましたが、次第に休む日が増加していき悩んでいました。
 
 
そんな娘から「お友達に怒られるから行きたくない」という話を何度も聞いていました。けれど先生に確認してもそのような場面は見たことがないと言われ、娘がそう思ってしまう原因はなんだろうと考えました。
 
 
 
 
そして、先生との会話で、子どもは間違いを指摘したがるという話を聞き、原因はこれだ!と思いました。繊細な娘は、指摘されたことを怒られた否定されたと認識し、お友達や保育園に嫌な感情が湧いていたのです。
 
自信を失ってしまった娘に私は今回紹介することを実践すると、毎日行き渋っていた娘が週に1〜2回までに減り、登園自体は毎日できるようになりました。
 
 

吃音で繊細な子は自信が育てば大勝利!

自信は行動力の源です。保育園はお家とは違い、集団生活の中である程度決められた行動や時間の中で生活していきます。年齢が上がると、周りのお友達との能力の差に気づいたり、苦手なことが出てきて、やる気や自信を失うこともあります。
 
 
だからこそ、外では育ちにくい自信をママの声かけで育てることは登園しぶりを解消するために大切なことです。
 
 
また、吃音は気にしないようにと思っても、無意識レベルで気にしてしまうところが厄介で長引いてしまう原因です。そんな本人の努力ではどうにもならない吃音でも自信が上回れば例えどもったとしても気にはならないんです!
 

 
 
 
吃音を気にしなくなれば、脳が発達していくと自然と吃音は治ります。だからこそ、自信を喪失させないこと自信を育てていくことが重要なんです!
 
 

吃音×繊細キッズが保育園でも自信と安心感を持てるようになるママの対応

◆翌日のスケジュールを先生に書いてもらう
繊細なお子さんは見通しが持てると安心します。
 
 
◆寝る前に楽しかったこと、自慢など1日のエピソードを発表し合う
ポジティブな気持ちで1日を終えましょう。
 
 
◆保育園へ送りは「楽しんでね〜」とハイタッチ、迎えは「お疲れさま」とハグ♡
「頑張ってね」は繊細な子にはプレッシャーに感じることもあります。
 
 
 
 
◆スキンシップを多めにとる
頑張っている分いつもより多めを意識しましょう。ママの温もりは安心感を高めます。
 
 
吃音×繊細キッズは自信と安心感が得られると、ママから離れて行動する力が湧くだけでなく、吃音も落ち着いていきます。ぜひ参考にしてみてください。
 
 
執筆者:藤野ゆっこ
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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