きょうだい喧嘩に悩んでいるママは多いのではないでしょうか?我が家の5歳の長女は妹に意地悪ばかりして、よく喧嘩勃発していました。ところが今回ご紹介する方法に変えると喧嘩の頻度は減り吃音も落ち着いていったので、ぜひ参考にしてみて下さい。
きょうだい喧嘩は吃音悪化の原因の一つだった!
きょうだい喧嘩は、当事者だけでなく、ママや他の家族にもストレスをもたらします。
具体的には
◆ 感情的な負担
家庭内の緊張感が高まり、安心できる環境が損なわれることがあります。
◆ 感情的な負担
家庭内の緊張感が高まり、安心できる環境が損なわれることがあります。
◆ コミュニケーションの障害
喧嘩が頻繁に起こると、きょうだい間のコミュニケーションが悪化し、意思疎通ができなくなる。
喧嘩が頻繁に起こると、きょうだい間のコミュニケーションが悪化し、意思疎通ができなくなる。
◆ ママのストレス
ママは喧嘩を解決しようとする中で、ストレスを感じることがあります。特に、どちらの味方をするか悩んだり、喧嘩を止めるために努力することが負担になることがあります。
ママは喧嘩を解決しようとする中で、ストレスを感じることがあります。特に、どちらの味方をするか悩んだり、喧嘩を止めるために努力することが負担になることがあります。
◆子どもの自己評価への影響
ママの仲裁の仕方によっては、子どもに劣等感や不安感を抱かせてしまい、自己評価の低下につながることもあります。
ママの仲裁の仕方によっては、子どもに劣等感や不安感を抱かせてしまい、自己評価の低下につながることもあります。
◆長期的な影響
頻繁な喧嘩は、きょうだい間での信頼関係に影響を及ぼすことがあります。
頻繁な喧嘩は、きょうだい間での信頼関係に影響を及ぼすことがあります。
このようにストレスになる喧嘩は吃音が進行する原因にもなるのでなるべく軽減させたいですよね。
ママが喧嘩を引き起こしていた5歳長女にしていたNG対応
5歳の長女は、1歳の妹が遊んでいるものを取ったり、わざと嫌がることをして喧嘩を引き起こした時、私はやってはいけない対応をしていました。やってはいけない対応とは、「なんで妹が遊んでいるものを取るの?」「叩いたらダメでしょ!」と怒って反応することです。
子どもは怒られてでも親の注目を集めようとします。5歳の長女は妹が遊んでいるおもちゃが本当に欲しいわけではなく、忙しそうにしている私に注目してほしかったのです。私が怒って注目することが長女にとって構ってもらえたというご褒美になっていました。
このままでは困った行動は繰り返されてしまいます。そこで、私が注目するポイントを喧嘩をしている時ではなく、別のポイントに変えたことで、驚くほど喧嘩の頻度は減り、ストレスが軽減されたことで吃音も落ち着きました。
吃音をよくしたいママはストレスになることを極力なくそう!
吃音をよくしたいなら、否定的なことはスルーして肯定の声かけをしていくことが鉄則です。けれど、喧嘩が始まると、否定的なことばかり見えて、どうしても怒ってしまうママは多いのではないでしょうか?
だったら、仲良く遊ぶ時間を増やして、喧嘩の頻度を減らしていく動きをママがすることで喧嘩で怒ってばかりの子育ては手放せます!
ママが注目するポイントを変えるだけで喧嘩の頻度は減り吃音がよくなる!
ママが注目するポイントはきょうだいが仲良く遊んでいるときです!この瞬間を見逃さず肯定の声かけをしていきましょう。
「順番に遊べたね」
「おもちゃ貸してあげたんだね」
「2人が仲良く遊んでいるとママも嬉しいな♡」
など見たままを伝えるだけなので簡単です。
プラスして下の子がまだ小さいときは上の子に、「〜してくれてありがとう」と感謝する声かけもセットします。すると貢献欲求が育ちます。貢献欲求とは「誰かの役に立ちたい、喜んでもらいたいと思う気持ち」です。
つまり、相手を気遣う気持ちが育ち、優しいお兄ちゃんお姉ちゃんになります。
このように声かけをすると大好きなママが見てくれていることに喜びや安心感を感じるとともに、自信もつきます!喧嘩の頻度が減ることでストレスイベントも減り、気持ちが満たされた子どもはストレス耐性もつくので、吃音がよくなっていきます。
執筆者:藤野ゆっこ
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
(発達科学コミュニケーショントレーナー)