吃音×繊細キッズが初めて吃音の悩みを打ち明けてくれた時に慌てないベスト対応!

吃音
吃音×繊細キッズから初めて吃音の悩みを聞いた時、私はドキッとしたのを今でも覚えています。それは私の言葉がどれだけ影響するかを知っていたからです。今回、吃音の悩みを打ち明けられた時の対応法をご紹介しているので参考にしてみてください。

吃音×繊細キッズは吃音をネガティブに捉えないようにすることが重要!

吃音×繊細キッズは思考の癖があり、物事をネガティブに捉えやすかったり、記憶力がいい子も多いので、ママの対応次第で吃音=嫌なもの、恥ずかしいものと強く記憶してしまう可能性もあります。子どもが吃音のことを話すシチュエーションとしてどんな時があるでしょうか。
 
 

例えば、
お友達や周りの人から話し方を指摘される、笑われるなどの反応をされて嫌なとき。

話すときに自分が思うように話せなくてモヤモヤした感情になったとき。

他の人と自分の話し方の違いに気がついて疑問に思ったとき。

など様々です。

 
 
 
 
吃音に対してどれくらいネガティブな感情を抱いているかの度合いは、お子さんの状況によって様々ですが、吃音の話をする時は、お子さんが吃音をネガティブなものとして捉えないような声かけを行っていくことが重要になってきます。
 
 

吃音×繊細キッズの娘が初めて気持ちを打ち明けた!

今まで吃音のことを聞いてみても「大丈夫」としか答えていなかった娘が、突然「喋りにくい」と打ち明けてきてくれました。私は「きたー!!」と心の中で思いましたが、一旦娘の気持ちを受け止めるために「そうなんだ。他には?」と聞いて感情をアウトプットさせる声かけをしました。
 
 
 
 
娘の場合はそれ以上は出てこなかったので「教えてくれてありがとう」と伝えました。
 
 
そして子どもの感情に巻き込まれずに、「喋りにくい」という吃音に対するネガティブ感情をそのままにしない声かけができたので、話すことに自信を失わずにどもりながらでも変わらずお喋りをしてくれました
 
 

その日は急に訪れる!ママは慌てないために今から準備しておこう!

我が子から吃音の悩みを打ち明けられた時、慌てない自信はありますか?吃音×繊細キッズはママの顔色や言葉のトーンなどの変化に敏感なため、動揺すると子どもも不安になります。
 
 
もし自信のないママがいましたら、今回ご紹介する対応を参考に、我が子にどう伝えるべきか、今から考えておきましょう!
 
 
 
 

これを知っていればもう安心!吃音の悩みを打ち明けた子どもへのベスト対応

◆慌てないこと
吃音×繊細キッズは変化に敏感なためママが慌てて動揺していると不安になります。

 
 
◆共感しない
共感は吃音×繊細キッズには逆効果!「喋りにくいのは嫌だね」とママが言ってしまうと、子ども自身も「そうか嫌だったんだ」と余計にネガティブ感情を引き出してしまうこともあります。
 
 
◆受け止めて、感情をアウトプットさせる
吃音の悩みを打ち明けられると、親なら「何かあったの?」「どうしてそう思うの?」と聞いてしまいそうになります。ですが我慢して、「そうなんだ」と思いを受け止めて、「他には?」と感情をアウトプットさせて気持ちを吐き出させましょう
 
 
◆吃音は良くなると言い切る
感情をアウトプットさせ終えたら次はママの番。「子どもの頃は、言葉を覚えていく時にこんな話し方になる子もいるんだよ。大きくなったら良くなるからね!」と自信満々に笑顔で言い切りましょう
 
 

 
 
信頼しているママが言うから説得力がありお子さんは安心できます!どう答えようか迷っているママはぜひ参考にしてみてくださいね。
 
 
執筆者:藤野ゆっこ
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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