吃音キッズとの帰省シリーズは
今回が最後です!
ラストは、
気が重い帰省だとしても
その環境をフル活用して、
親子で得しちゃおう!
というご提案です。
日本には「謙遜」という文化が
ありますね。
自分のことを自慢することなんて
とんでもない!
出る杭は打たれるから
謙遜してひっそり大人しく
しているのがいい!
な〜んて考えはもう古いです。
しつけに厳しいご親戚や
子育てに文句を言ってくる
ご親戚がいたとしたら、
最初に見せる
態度が肝心です!
脳は始めに入ってきた情報で
その後の感じ方、受け止め方を
決めていきます。
ですから、
「ご無沙汰しております〜」
と挨拶をしたその後すぐに
我が子を紹介しながら
我が子自慢をしてください!
親戚一同の脳を
セットアップするんです!
例えば!
「息子のたけしです。
5歳になりました。
虫が大好きで、
虫のことならなんでも
知ってる賢い子に
育っています。
私は虫が苦手なんですけど、
「僕に任せて!」
って家の中に入ってきた
虫を私に代わって逃してくれる
優しくて頼りになる子に
育ちました〜。
虫のことならたけしに
お任せください^ ^
どうぞよろしくお願いします。」
と始めます。
ええ!?
いきなり自慢話から始めたら
図々しい嫁だ、
バカな嫁だと思われそう><
とご心配の方、
ここで終わらせたら
その通りになってしまいます。
親戚一同に、
どんな話題ならたけし君が
話しやすいのか情報提供をし、
「お前、お母ちゃんを
助けてあげてるんだってな。
えらいな。」
と褒めポイントを
教えた後が肝心です!
息子たけしくんを
その後もみなさんの前で
肯定の声かけを
していきます。
どうするかというと、
何か提案したり、
注意したい時に
必ず肯定の声かけで
サンドイッチすることです!
例えば!
食事中、立ち歩いていたら、
<肯定>
「お!今日はネギ食べられたね。」
↓
<提案>
「座って食べようか。」
↓
<肯定>
「おいしそうに食べてて
気持ちいいわ。」
興奮して部屋の中を
走り回っていたら、
<肯定>
「今日はたくさん歩いたね」
↓
<提案>
「お部屋の中も歩こうか。」
↓
<肯定>
「ありがとう。」
などです。
肯定というと、
「上手だね!」
「完璧だね!」
「できたね!」
とできたことを褒めること
と思われる方がいますが、
それでは褒めるところを
見つけるのが難しいです。
発コミュには、
褒めない肯定のテクニックが
9つあるので、
それを駆使して、
どんなことをしていても
肯定から声かけできるように
していきます。
先ほどの例のように、
一つ提案するごとに
肯定の声かけでサンドイッチ
していると、
この声かけをすると、
単に優しいだけの、
あるいは、
甘やかしてるだけの母には
見られません。
上手に子どもに
声かけしているできた嫁だ!
となります。
私はこの声かけを
外でしていると、
見知らぬおばさま、おじさまに
褒めていただくことがあります。
「あなた上手に子育てしてるわね。」
「見てて気持ちがいいわ」
となどです。
そう!つまり!
些細なことも
肯定する様子を見た
周りの人は気持ちよくなるんです!
そして、それに影響されます。
「本当だ。よく食べてるね。」
「本当だ。面白いこと言う子だね。」
ママが肯定のお手本を見せて、
周りを動かすんです!
ママから褒められ、
親戚からも褒められ、
子どもは1つのことで
2度褒められるおいしい状態に
なります。
肯定の声かけがしっかり
子どもの脳に届くと、
脳は素直になり、
人の言葉をよく聞くように
なります。
親戚宅で困った行動が減り、
上機嫌で大好きな虫や事の
話をして、
大人達を喜ばせる子になります。
そうなってくると、
吃音は落ち着いていきますから
ぜひ、
挨拶の後、
速攻こども自慢!
親戚の前で
肯定のサンドイッチ作戦
この2つを実践して
くださいね!