吃音のある娘のちょっと困った帰宅後ルーティーン
私は小学2年生の女の子、年長の女の子、2才の男の子の3人のママです。小学2年生の娘に吃音があります。
学校や宿題を頑張っているので、学校帰宅後は自由に過ごさせてあげよう!と心に誓いつつ・・・帰宅後のルーティーンはやることはやるのですが、そのあとはゲームやYouTube三昧・・・
大体15時〜18時までそのような状態になることが多く、流石に毎日多くないだろうか・・・学校や習い事を頑張っているから仕方ないとはいえ、気になっていました。
ゲームなどが悪いとは元々思っていませんが、◯時まで観ようか!と約束した時間になると不機嫌になったり明らかに荒れている様子がたまにあり、悩んでいました。
吃音のある子は想像以上に周囲や日常生活に気を遣っている
まず、娘の立場に立って考えてみました。
吃音のある子は、非吃音の子に比べ日常生活にかなり気を遣って生活しています。話しやすい言い方を探したり、どもることを常に心配している子が多いです。
すると、どんどん不安が心の中で大きくなっていきます。その反動で、安心する家でのデジタルの快楽を好んでいるなと娘を見て感じています。吃音の改善には不安・ストレスをなるべく排除することです。
娘の吃音の悪化要因はずばり!不安からくるストレスだった
娘の中で不安がどんどん大きくなり行動しなくなることはどうしても避けたかったのです。どうしてかというと、脳が発達しないからです。
吃音が良くなるには脳の発達が不可欠です!脳は「分かった!」「理解した!」「楽しい!」という時に発達します。不安が強いとストレスがかかっているので、脳の発達が加速しません。
では、どうしたら行動力をあげられるのでしょうか。それは、子どもの感じる不安を小さくしていけばいいのです!
不安を小さくするには?吃音を改善する最短ルートは承認欲求を満たしてあげること!
どのようにすれば不安を小さくできるのでしょうか。すばり横の目線で共同作業!作戦です。
親子はどうしても縦の目線関係になりがちで、ママはつい上から目線になってしまいます。そうすると出来た出来ないにこだわってしまい、子どもの不安は消すことができません。
ところが横の目線作戦は、同じ目線なので一緒にやることに価値が生まれます。できたかできなかったかはさほど気にすることはなくなるので、お手伝いが楽しいことになりやすいんです!
我が家の場合は、実は発達ゆっくりな次女が料理を手伝いたい!と多く発言してくれることが多くなりました。
あまり動きたがらない次女がなぜ行動力が上がっているかというと、発達科学コミュニケーション(以下発コミュ)で学んだ対応をしているからです!
発コミュは対象の子だけではなく、きょうだい全員に同じ対応をします。そのため、長女だけではなく発達ゆっくりの次女も行動力が加速して、包丁を持ち、火の前に立って食材を炒めることができているのです。
すると、どんなことが起きたと思いますか?その様子を見聞きしていた長女も「私も!」とゲームやYouTubeを止め、キッチンにルンルンでやってきたのです!
ただ私が「手伝って」というだけだとルンルンで手伝ってくれる可能性はゼロだと思います。手伝ってくれたとしても、渋々なので全く楽しい時間にはなりません。
一番のライバル(次女)が、ママと楽しいことをしている!ということが私もやりたい!と行動力を加速させてくれたと感じています。
この勢いに乗っかって行動力をあげてみよう!と発コミュをさらに実践!
・褒め25%ルール
→褒め25%ルールとは?
こちらの記事で説明しています。よければ合わせてお読みください!
・危ない時もグッと堪え余計な口出しはしない!聞いてきた時は受け止める!
肯定の声かけで行動を褒めます。危なっかしい時もありますが、口出しをしてしまうと縦の関係になってしまうので、口出しはしないことを心がけました。
吃音のある娘の、日常で感じた不安を、ママのお手伝いをもっとしたいという承認欲求で満たしたのです。そうすることで、不安がどんどん減り、行動力が上がります。
これが、吃音改善のルートなのです!
吃音が改善する時に気づいたポイント2つとは
お手伝い欲が加速し、洗濯物の山があれば洗濯物を畳み、さらにはしまってくれる姿が見られるようになりました。
そんな時、娘は吃音が落ち着き行動力が加速します。
ここでポイントが2つあります。
1つ目は吃音の波があるということは、吃音が改善する脳の土台が育っている証拠であること
2つ目は吃音の状態で行動が明らかに変化すること
吃音の波があるということは、吃音が改善する脳の土台が育っている証拠である
スモールステップで焦らずアプローチ!吃音の波は人それぞれです。まずはお子様の吃音の波の間隔を把握することが大切です。
どもることが多くても、どもらない時もたまにあるのであれば、治すことを目標にするのではなく、どもらない時ってどんな時かを知っておくだけで、ママが吃音に感じるストレスが減り、客観的に吃音をとらえることが出来ます。
吃音の状態で行動が明らかに変化すること
娘の吃音の状態は、お手伝いを率先して行うことができる時は吃音が落ち着いている時。逆にゲームをやりたがる、YouTubeを頻繁に見たがる時は吃音が悪化傾向にある時。ということがわかりました。
YouTubeなどを楽しみながらも、場面切り替えがスムーズに出来ている場合はあまり不安に思わなくても大丈夫です。
娘のように吃音が悪化している時に何も話さず黙々とゲームやYouTubeを見ている時間があれば、子どもからのSOSなのではないだろうか。そう考えたのです。
普段はあまりお手伝いをする様子がない娘でしたが、きっかけがあればママを助けたいという気持ちが生まれることに気づきました。
吃音が悪化傾向にある時は今後ご褒美を用意したりなど、とにかく行動させ承認欲求を満たしてあげることが大事だと感じています。
いかがでしたか?吃音に真っ向勝負は絶対NG対応です。いかにどもることに注目せず、会話の中身に注目するかが大事です。我が子を研究し、承認欲求を満たしながら不安をどんどん小さくしていきましょう!
執筆者:いわもとあさな
(発達科学コミュニケーショントレーナー)