お友達がいても
「ママ一緒に遊ぼう!」
とママとばっかり遊びたがる。
または、
お友達のママやパパとは
遊びたがるけど、
同年代のお友達とはなかなか
遊ぼうとしない。
こんな様子がみられる子は
もしかしたら
ASD(自閉症スペクトラム)
の傾向があるかもしれません。
「自閉症」という言葉を見ると、
他人の気持ちがわからない、
他人と関わりを持ちたがらない、
と思われてしまいがちですが、
そうとは限りません。
確かに他人が何を考えているのか
想像するのは得意ではありません。
IQは高いけど、国語の問題の
「登場人物は何を
感じていたでしょうか?」
という問題が苦手な子は多いです。
「そんなの聞けないんだから
わかるわけないじゃん」
と真顔で言い切る子もいます。
他人の気持ちを
推測することはできても、
本人じゃないからそれが
本当かどうかわからない、
というのが彼らの思考パターン。
そんなお子さんは、
ペースを合わせてくれたり、
気を遣ってくれる大人とは
遊べるのですが、
予想外のことを言ったり
遊びのペースを崩してくる
同年代のお友達とは
楽しめないということが
起きる場合があります。
同年代であっても息ぴったり!
というお友達に出会えれば
そんなことはないのですが、
そんな出会いはそう簡単に
あるものではありません。
そんなお子さんは、
相手にNO!と言われたり、
自分からNO!と伝えることの
苦手さや、
「〇〇しよう!
これはこうすると面白いんだよ」
と何をしたいのか
上手に伝えられないことが
原因だったりするので、
そこを
親子のコミュニケーションで
育ててあげてほいしいと思います。
\挑戦する子になる/
吃音がよくなる甘やかし方・叱り方
↓↓↓
一般的によく言われるのは
ロールプレイです。
お母さんがお友達役をやって、
「遊ぼう」と誘う時に
どうやって誘うかリハーサルを
します。
いきなりロールプレイしよう!
と誘ってもなかなかできない、
ということもあると思うので、
そんな時はおままごとの中で
サラリとリハーサルをしてみます。
お友達が盛り上がって
遊んでいるところに、
いきなり入ってきて
「〇〇して遊ぼう!」
と違う提案をしたら、
そのお友達は遊ぶ気になるかな?
というとそうはならないね、
というようなシチュエーションを
つくってさらりとリハーサルを
するわけです。
またはお友達からしつこく
遊びに誘われているけど、
上手に断れなくて、
黙々と1人遊びを続けていると、
相手を怒らせてしまう、
などのシチュエーションも
おままごとの中で再現したりします。
そうやって子ども社会で
起きそうな出来事を想定して
リハーサルしておくと、
人と交流する時には
何に気をつけたらよいか、
という知識が子どもの中で
積まれていきます。
それが実践の場で生かされる
ようになりますので、
うちの子ちょっとお友達との
コミュニケーション
苦手かもしれないと思ったら、
親子のコミュニケーションで
少しずつ教えていってあげて
ください。
\1日3分で吃音が落ち着く!/
ママの声かけを○○に変えるだけ
↓↓↓
年齢が上がったお子さんの場合、
ロールプレイが難しければ、
ストーリーにして教えて
あげましょう。
ママの子どもの頃のストーリー
でもいいですし、
何かのドラマや映画の話として
聞かせるのもよいです。
実は、少女漫画や青春漫画
などは感情のやりとりばかりを
題材としているので、
情緒面でうちの子少し心配…
なんていうお子さんには
漫画がよい先生になってくれる
場合もあります!
色々活用してみてください!