できそうにないことには
挑戦しようとしない子には、
いきなり1人での挑戦は
ハードルが高いので、
ママやパパが先に
挑戦するお手本を見せます!
その挑戦に上手に
吃音×発達凸凹キッズを
巻き込みましょう!
例えば!
私は、ダイビングへの挑戦に
娘たちを巻き込む!
ということをしました。
私がダイビングに行く
ということは、
同時に、娘たちには、
生まれて初めて
ママ不在の5日間を過ごす!
という挑戦が待っていたからです。
今ではダイビングが
大好きな私ですが、
実は、20年以上前に
ダイビングのライセンスを
とっており、
「もう2度とダイビングしない!」
と潜らなくなっていた人でした。
その理由がなさけないのですが、
耳抜きができなかったから!
でした。
耳抜きが本当に苦手で、
海底でみんなが待っているのに、
私は2〜3mのところで
立ち往生してしまうのです。
迷惑をかけたくない!
と思い我慢して潜ったら
耳痛と頭痛を起こしてしまい、
インストラクターの先生に
ひどく怒られてしまいました。
もう海を楽しむどころでは
なかったんです。
「もうやだ!逃げ出したい!」
という初体験でした。
だから!
今度、潜る時は
耳抜きを上手にできる
ように準備しよう!
と決めて、
2ヶ月前から
耳抜き練習を始めました。
やることは簡単!
このOtoventという道具を
使って、
鼻で風船を膨らますことを
毎日左右10回ずつやりました。
娘達は、はじめ
その姿を見て大笑い!
けれども、すぐに
私がどれだけ真剣に
やっているかを悟りました。
ダイビング講習の資料を
一部見せて、
準備する姿をみせたり、
どんなことに不安を感じるか、
その不安を解消するために
どんな準備をするか
見せていたからです。
すると、自分の髪の毛が
結けなかった娘は、
私の不在中に自分で結べる
ようになる!
と決めて毎日練習を始めました。
うまく結べなくて何度も
「もうやだ!できない!」
と癇癪を起こすことが
ありましたが、
できている過程を肯定し続け、
最終的には、自分で
結べるようになりました!
ダイビングに向かう朝、
笑顔で送り出してくれて、
「ママがいなくて寂しかった〜!」
と泣きつくのではなく、
「ママがいなくても
大丈夫だったよ!」
と自慢げにお出迎えしてくれた
娘達の成長に、
感動したことを今でも
忘れません。
いきなり1人で
挑戦させるのではなく、
一緒に日々小さな挑戦を
していきましょう!
「できない!」が
「できた!」に変わる
小さな成功体験の数が、
吃音×発達凸凹キッズの
自信の元となり、
どもっても、
人から意地悪を言われても
自分を見失わずに
生きていく子になれるからです。
吃音と関係ないんじゃない
と思うようなことでも
小さな挑戦から「できた!」を
増やして、
吃音を克服する自信のタネを
育てていきましょう!