小学校高学年になると、中学校進学のことがお母さんとしては気になり始めますよね。
中学校というと「大変そう!」という漠然とした不安なイメージが浮かんできませんか?
それとも、「きっと我が子も中学生になれば勉強も頑張るはず!」と意気込んでいますか?
勉強は難しくなって授業についていける?
定期テストが始まるけどテスト対策ってどうするの?
部活に入ったらどのくらい大変なの?
中学の先生って厳しいの?
と、小学校ではなかったことが中学校では増えたり、環境も変わると、なんとなくはわかっているけど、
「でも、どうやって準備すればいいの?」とただただ心配しているお母さんも。
「うちは中学受験がないし、まぁ、なんとかなるでしょ!」と呑気なお母さんも。
発達障害グレーゾーンの子ども達が中学校生活3年間を乗り切るためには、おウチのサポート環境がとっても大切なんです!
子どもが中学校に入って自信をなくしてしまわないように。
その子らしい得意を伸ばしていけるように。
そのために必要なことは、「小学校と中学校の違い」を知ること!
小学校と中学校の違いを「しっかり」と理解して、我が子のサポートプランを高学年のうちから練っておきましょう。
パステルジャンプでは、中学校生活に必要な力を分析し、お母さんとのおウチでのミュニケーションで中学進学準備ができるコツをまとめました!
◆やっぱり気になる!勉強大変なの?
・授業は進度が速く、難易度が上がる
算数は数学になり、英語も小学校での授業に比べ単語や文法を覚えたりするなど難易度がアップします。また、教科ごとに担当の先生も違うので、それぞれの先生から、課題や宿題がバラバラに出されるようになります。
・定期テストが始まる
小学校は単元ごとにテストがありましたが、中学校では学期ごとの「定期テスト」となります。多くの教科数に広いテスト範囲。テスト勉強は計画的に進める必要があります。
・内申点によって全てが評価されるようになる
定期テストの点数だけではなく、授業中の態度や提出物に関しても評価対象になっていきます。
こちらの記事で勉強の問題と対策を詳しく解説!
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◆勉強以上に気をつけたい中学生のライフスタイル!
・部活が始まる
部活に入る子は、平日の帰りが遅くなり休日も登校しなければいけなくなります。勉強以外の学校活動で楽しいと思える反面、家で過ごす時間が少なくなり疲れが出てくることも。
・制服を着なくてはいけない
小学校までは私服登校で脱ぎ着しやすく動きやすい服を選んで着ていた子も多いのでは。制服登校になると手先の不器用な子、感覚過敏のある子にとっては着替えに時間がかかってしまうこともあります。
・全ての行動が評価の対象になる
小学校の間は、多少の遅刻をしても、宿題や提出物を出さなくても先生から指導されるだけだったかもしれません。中学校では全ての言動が内申点に響きます。
・思春期は周りとのコミュニケーションに難しさを感じる
周りの友達の心も成長していく中学生。場の空気を読んだり、相手の気持ちを理解したり、困ったときに誰かに頼ったりとソーシャルスキルが求められる場面が増えていきます。
こちらの記事で中学校のライフスタイルやコミュ力の問題と対策を解説!
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中学進学準備は、6年生だけがするものではありません。小学校高学年から始めるのがオススメです!
小学校と中学校の違いがわかったら、ぜひ、子どもの得意と苦手をお母さんが見立てる視点を持ち、スモールステップでできることを増やしてあげていきましょう。
ただし、勉強に遅れないようにハードな塾に行かせる、忘れ物や遅刻をしないようにお母さんがガミガミ言ってしつけるような対策は中学入学前に子どもの自信を損ねてしまう原因になることもあるので要注意。
子どもに信頼してもらえているママでないと、ここに出てくる実践方法はうまくいかないからです。
ぜひ、皆さんも親子で自信を高めて中学校生活を迎えましょうね!
思春期は本来、心も体も大きく成長を遂げられるチャンスです!子どもを伸ばす方法がわかれば、中学校生活をむやみに恐れず安心して進学することができますよ。
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