不登校グレーっ子の主体性や自主性を育くみ自信をつけたいなら…その前に必要な“土台の力”を育てよう!

お子さんの主体性自主性
伸ばす前に…
絶対に育てておきたい力とは?
が今日のテーマです。

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不登校になってしまった
発達グレーゾーンのお子さんの場合
「主体性」や「自主性」を育てるのが
難しいと感じることは
多いかもしれませんね。

例えば、こんな場面はありませんか?

・指示がないと動き出せない

・自分でやりたいと言いながらも
 途中で諦めてしまう

・親が手伝おうとすると
 「やりたくない」と言い出す

こうした考動の裏には
実は、主体性や自主性を発揮するための
“土台”がまだ十分に
育っていないことが多いのです。


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主体性と自主性の違いを
少し考えてみましょう。

「自主性」は
自分の意思で物事に取り組む力。

例えば、「宿題をやらなきゃ」と
自分で判断して始める力です。

一方

「主体性」は
自分だけでなく周囲との関係も
考えながら行動する力。

例えば
「友達と一緒に目標を達成したい」と
チームの中で自分の役割を
果たそうとする力です。

どちらも将来的には
子どもに手渡したい力ですが

これらを育てるためには

その手前に
「自分にもできる」という
体験や記憶が必要です。

「自分でもできる」と
自分の行動に期待し自信を持つことを
自己効力感と呼びます。

自己効力が育った子は
こんな変化を見せてくれます!

・新しいことに挑戦する意欲が高まる

・小さな失敗を乗り越えられる

・自分で考え、行動する力が少しずつ育つ

この変化成長の繰り返しがあって
はじめて、主体性や自主性が
伸びるんです!

ただ、
「今のままじゃ自立できないよ」
「そのままじゃ中学でやっていけないよ」
などと、指摘するだけでは

子どもは「どうせ自分なんて…」
「やったて無駄だ」と
どんどん行動にブレーキを
かけてしまいます。

では「自己効力感」は
日常の会話でどうやって
そだててあげたらいいでしょうか?

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おうちでできる!
自己効力感を育む3つのポイント

1)小さな成功体験を増やす

お母さんが思うところまでは
やってくれないことが多いですが
それでOK!

「ここまでできたね!」と
行動のプロセスを認めてあげましょう。

「工夫して取り組んだね」
「ここを手伝ってくれて助かった」
などの声をかけてみてくださいね!

2)子どもの考えを尊重する

「どっちをやりたい?」など
小さな選択を体験させてあげましょう!

一方的に「これやって!」
というより効果的です。

自分の意見も聞いてもらえた
と感じやすく、

子どもも自分で決めたから
やってみようと
行動しやすくなります!

 


3)誰かと比べない!

「もう6年生なんだから
 これくらいできないと!」

「みんなやってるんだから
 これくらいはやろうよ!」
の視点で

できた!を探そうとすると
うまくいきません。

発達グレーの子の「できる」は
ひとりひとり違ったペースで進みます。

わが家の息子が中1の時
こうやって自己効力感を
伸ばしました。
 ↓

・中学1年だけど
 やる勉強は「小5」でヨシ

・中学生だから1時間は
 勉強してほしいけど
 10分でヨシ

・全教科勉強してほしいけど
 算数の計算問題だけでヨシ

ここからスタートしました。

息子は勉強が大の苦手でした。
そんな息子が「できた!」と
思えるのが、これだったからです。

もし仮に
わからない問題を解きなさい!
といって「できない体験」を
たくさん積ませたら

「勉強したらわかるんだ」
という体験を積むことは
できませんでした。

集中力がないなら
短い時間でもいいから
「取り組むことができた!」の
体験を積ませてあげることが
必要でした。

これを無理やり長時間
やらせていたら
勉強はどんどん辛いものに
なってしまうんです。

たとえ、短い時間でも
限られた科目でもいいから

「できた!」の体験があるから
次のハードルに挑戦できるのです。

中1なのに
小5の計算問題を
1日10分しかやらなかった息子は

「僕、計算問題ならできそうだ!」
とわかってから

次第に中学のテスト範囲で
「数学の計算問題なら
 やってもいいよ」と言い

テストでは計算問題しか
やらないから
もちろん20-30点くらいしか
とれないのですが

自分が勉強をしたところは
点が取れる、と学習したんです。

そこから、数学以外の科目も
勉強してやってもいいぜ…
と取り組むようになりました。

年末年始
お子さんとどんな会話をして
自己効力感を育ててあげますか?

執筆者名:清水畑亜希子
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)

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