どうしてママが
発達支援をすることに
こだわるの?
についてお届けしています。
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専門家に会いにいったら何かが変わると思っていました
今日は2つ目の理由
「子どもが行きたがらない」
についてお話しします。
実は、私、その昔、
息子にこう言われたことがあります。
「お母さんは、俺のこと
病気だと思ってるのか?」と。
発達検査を受けたけれど
「グレーゾーンですね」
「特に何かすることはありません」
「また困ったらきてください」
と言われて、途方に暮れて、
どこか、私たち親子を、救ってくれる
「別のお医者さんはいないだろうか」
と、ジプシーしていたころのこと。
とある、児童精神科に
辿り着きました。
ですが、その選択が
息子を傷つけたのです。
病院の看板を見た息子は
「お母さんは、俺のこと
病気だと思っているの?」
と入り口で怒り
中に入ろうとしませんでした。
思春期になると理解力もありますから
こういう対応は、本当は、
慎重にしたほうがいいんです。
これは今でも私が後悔していることです。
しかも、余談ですが、
なんとか説得して診察だけは
済ませましたが…
最後の先生の一言が
大変衝撃的でした!
「えーっと、診断書、
なんて書いて欲しいですか?」
いやいやいや違う!
私が欲しいのは
診断書じゃなくて。
息子の困りごとを
なんとかする方法、だったのです。
しかも、イチお母さんが
診断書に書く内容決めるなんて
ダメに決まってるでしょ笑。
なんかいろいろガッカリで…
「あ、もう結構です」
と肩を落として帰宅したことを
覚えています。
(全てのお医者さまが
そうだとは思いませんが)
誤解のないようにお伝えすると
お医者さんができるのは
診断をすること、
投薬の処方をすること、
意見書や診断書を出すこと、
です。
子どもの支援や療育は
お医者さんの役割ではないので
しかたないのですが…。
(ということも後で知りました)
また、不登校支援でも
多いのですが
カウンセラーのところに
通わなければいけない、
もしくは、
家に来てくれるサポートも
あると思いますが
結局来てくれても
子どもが会いたがらない、
というケースも多いんです。
子どもへの直接の支援によって
変化を生み出してあげるはずの
カウンセリングが
結局お母さんだけが
近況報告をする時間に
なってしまう。
生徒さんの中には、
1回1万円のカウンセリングを
気がつけば2年3年と続けたけど
結局、子どもが行かないから
何も変わることがなくて
通うのをやめました
という方もいらっしゃいます。
わが家の姪っ子ちゃん
(遠方に住んでいます)は
地域で有名な病院を
1年以上まって
受診できることになりました。
結果、1回行ったきりで、
その後は行こうとしませんでした。
不登校のお子さんは
新しい人が苦手
新しい場所が苦手
会話をするのが苦手
いろんな苦手があって
学校という場所が辛く
なっている状態。
そんな子どもたちにとっては
病院だろうと、
カウンセリングだろうと、
療育だろうと、
学校となんら変わらない
「嫌な場所」でしかないんです。
子どもをなんとかしたい!
という想いが
かえって子どもを
傷つけてしまったり
嫌な思いをさせてしまうことに
知らずのうちになっている
ということもある。
だから
発達科学コミュニケーションは
お家で、ママと、
という新しい選択をしたのです。
どうしてママが
発達支援をすることに
こだわるの?
1つ目は前回お伝えした
「時間」の問題
2つ目は今回お伝えした
「子どもが行きたがらない」
の問題。
何度も病院や療育に
連れていくほうが
きついなーと思うことは
ありませんか?
いつまで待てば
いいんだろう、とモヤモヤ
することはありませんか?
子どもに
「なんで病院に行くの?」と
疑問を持たせるくらいなら
お母さんがやっちゃったほうが
早いし、効果も高いのです。
お子さんを生んでから
ずーっとお子さんを見続けて
来てくれたのが、お母さん。
そのお母さんが
「ん?うちの子
ちょっとなんか違うぞ」
と感じているのですから
ポッと出のお医者さんが
時々会って子どもをみるよりも
よほど信頼できる
お子さんの「実態」なのです^^
今日はここまでです。