1.水が苦手でもチャレンジしたのにはワケがあります
11月の末、私は発達科学コミュニケーション(発コミュ)の起業家合宿に行ってきました。
起業家として、母親として、一人の人として、自分の成長と出会うチャレンジをするための合宿でした。
その中で、私は人生初のダイビングにチャレンジをしました。
元々、水も海も泳ぎも大の苦手でした。
そんな私ですが、今回は、どうしてもチャレンジしたい理由がありました。
その理由は2つ。
1つは、「どうせできないだろう…」と言ってチャレンジせずに、他の人ができるようになるのを見て「いいな…」「やればよかった…」と後悔したくなかったということ。
もう1つは、子どもたちに「チャレンジっていいもんだよ!」という背中をみせたい…そんな母親としての想いがありました。
発達障害・アスペルガーや注意欠陥多動性障害(ADHD)の特性のある子どもたちは、自信のない子も多く
「自分なんてムリムリ!」
「どうせできないから」
といってチャレンジを嫌がる子もたくさんいます。
だからなおさら「チャレンジって悪くない」そう思ってほしいと願います。
2.ダイビングの経験は発達障害アスペルガーやADHDの子育てに通じるものがある!
ダイビングにチャレンジする中で、大切だと気づいたのは「焦らない」「人と比べない」
ということ。
命にも関わる海のスポーツで、「誰かと比較すること」「競うことは」なんの意味もありませんでした。
自分と向き合い、1つずつ課題をクリアしていく。
自己流にならないようにインストラクターの教えを何度も実践する。
学んで、決断して、実践する…この繰り返しでした。
周りの仲間がスイスイ進んでいても、私は、今の自分のチカラと向き合いできることを1つずつやっていく。
そんな自分と向き合う究極の時間になりました。
このスタンス、マインドは、まさに発達障害アスペルガーやADHDの特性がある子育てに通じるものがある!と感じました。
人と比べることに意味はなく、だけど正しいやり方(知識)はどうしても必要で、自己流ではうまくいかない。
スモールステップでもいいからできることを積み上げていく。
…似てる!!発達障害・グレーゾーンの子育てに似てる!!!
この合宿で、自分と向き合いチャレンジを重ねた母親仲間がたくさんいました。
自分を信じてさまざまな挑戦をして、笑顔と自信を手にしていました!
3.苦手から自信をつけさせる母親のとっておきの方法
自信を手にした母親たちに共通していたのは「決断するチカラ」と「だったらどうする?」を考えられることでした。
変われるかどうか不安…という気持ちはすごくわかります。
ですが、変わると決断した人だけが 新しい気づきを手にできます。
子育て、特に発達障害アスペルガーやADHD・グレーゾーンと呼ばれる子たちの子育てには正解はありません。
だからこそ、トライアンドエラーができるママになってほしい、そう思っています。
発コミュをうまく使いこなしているお母さんたちは、何か特別のスキルを学んだのかというとそうではなくて、うまくいかなかったときに
「こっちの方法はどうだろう」
「この声かけの方がいいんじゃないか」
と試行錯誤するチカラ、どうしたらいいんだろう…と考えるチカラをもっているのです。
子どもたちの「できる!」を増やす、子どもたちの「良さ」を伸ばす、子育てには正解はありません!
お子さんに合った方法は、お母さんだからこそ発見できます。
試行錯誤の達人になってお子さんを伸ばせる大人になりましょう!
執筆者:清水畑亜希子
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
子どもがチャレンジしてみようと思うのは日々のコミュニケーションが大事です!