HSPの子の怒りっぽい原因とは?すぐにお母さんに逆ギレする高学年男子の脳が落ち着く「声掛け黄金比」

HSPの傾向で怒りっぽいな思う子どもへのママの関わり方には注意が必要!優等生タイプでストレスを溜め込み怒りやすい高学年男子には、肯定的な関わり方の量を増やしていく必要があります。逆ギレする子どもを変えたママの体験ストーリーをお伝えします!

1.HSP傾向があって優等生なのに家では怒りっぽいのはなぜ⁉

小さな頃から繊細で、優等生タイプの男の子の扱いづらさに困っていませんか?

外では、誰にでも親切にしているし、学校でもしっかりしているので先生からも信頼されている。

とっても真面目なので、低学年までは勉強もしっかりしてテストもいい点数だった。

けれど、その真面目さや完璧主義さで疲れてしまい、勉強も学校も楽しめなくなってきてしまった…更に、なんでもうまくいかないと、怒り出すようになって手がつけられない…

HSP(人一倍敏感な人)の傾向がある子どもは、​​周りを優先したり、自分が傷つかないように過剰なこだわりを持つ余り、イライラや怒りを溜め込んでしまいます。

だからこそ溜まった怒りが爆発するときは、気持ちを上手に表現できないことが多いんです。

そんな脳のくせを落ち着かせてあげて、ママも楽しく穏やかに子どもと接することができるようになるコツをお伝えします!

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2.怒りやすくて逆ギレしてくる息子に疲労困憊…ママが発達を学ぶことを決意!

​​​​今回は、意に反することには全て逆ギレ!そんな高学年男子が素直になった講座受講生Tさんのお子さんの変化成長をご紹介します!

お子さんは不登校の繊細タイプの小6男の子。

基本的に真面目で負けず嫌い。だからいつもちゃんとできなくちゃいけない…と思っていて、それがプレッシャーになってどんどん学校がしんどくなっていっていました。

もともとは、勉強もまじめに取り組むタイプのお子さん。

だけど、6月末に、不登校になったことで自信を失ってしまい今までできてたことも取り組まなくなってしまっていたんですね。

学校を休んでお家で過ごす時間が増えてからも、自分のルールやこだわりが強く、お母さんが言ったことに対して違うと感じるとすぐに怒ってくる…そんな状態が続いていました。

親子ともに疲れてしまい、

「怒ってばかりの子育てを変えたい」
「お互い心地よく過ごせるようにどう接していけば良いか学びたい」

そんな想いで、発達科学コミュニケーション(略して、発コミュ)の基礎講座を受講されました。

3.反抗的な態度が落ち着き明るい息子に戻った‼

そんなTさんでしたが、講座をスタートされて4週間でお子さんにこんな変化が見られました!Tさんからの報告をシェアしますね。

ーーー

息子が明るくなりました。

素直になって反抗的な態度が落ち着きました。

以前は、私が言ったことに対して気に入らないことがあるとすぐに怒ってきたのに、それがなくなりました。

ゲームやYouTubeをすることが多いけれど、実は勉強を少しずつやりはじめたんです。興味がある英語だけですが1日15分ほど取り組めるようになっています。

ーーー

真面目に頑張れば頑張るほど、イライラを溜め込んでしまうお子さんに一番必要なのは、

「自己肯定感の回復」です!

Tくんに変化がでたのは、肯定の声かけを一気に増やしてくださったこと。

そして、今、できていないことにガミガミいわないこと。

この2つを実践してくださったことで

肯定>否定

この子どもが変わる黄金の法則”が成立するようになって、Tくんには変化が出てきたのです!

「宿題やらないと!」
「早く寝ないと寝坊するよ!」
「ゲームの時間終わりだよ!」

と言うよりも、

「宿題ランドセルから出したんだね!」
「もうお風呂入ったんだね!」
「今日はゲーム勝ってる?」

と、子どもがやっていることをそのまま声に出して話かけたり、子どもが興味のあることを質問してあげる。それが、肯定の声掛けになります!

Tさんにお聞きしました。

清水畑:「ガミガミを止めるのって勇気がいりませんでしたか?」

Tさん:「怒っても反抗してくるだけ揉めるだけ。それでやるかと言ったらやっぱりやらない。叱ることで子どもの行動が減ると学んだので、叱ることを減らして、肯定を増やすことを意識しました。もちろんイライラを我慢するのが大変なときもありますけど(笑)」

こうお話くださいました。

講座をスタートする前のお子さんへの関わりは、肯定の対応と否定の対応比率が『肯定:否定=2:8』だったのが、今は『肯定:否定=6:4』まで変わってきているそうです!

お母さんのがんばりもすごいなー、と感じました!

いかがですか?

HSP傾向のある子どもは、感情がゆらぎやすく、お母さんも子どもの荒れた言動に振り回されてしまうことが多いです。

子どもの発達を学び、子どもが落ち着く根拠ある方法がわかるから、お母さんも落ち着いて対応することができます。

すると、苦手な肯定も楽しくできるようになるんですね。

みなさんも、繊細男子の本来の明るさを取り戻し、楽しい親子の会話をできるようになってみたいと思いませんか?

今回のTさんが実践した「声掛けの黄金比」、ぜひ試してみてくださいね!

執筆者:清水畑亜希子
(発達科学コミュニケーショントレーナー)

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