なんでも「ママ、やって〜」の発達障害グレーの不安が強い子がお昼ごはんを準備するようになるママの対応

「ママ、やって〜」となんでもママ頼み。自分で何もやろうとしないお子さんでお困りのママはいませんか?それ、発達障害の特性「不安を感じやすい」ことが関係しているかもしれません。不安が強く失敗が苦手な子が、自分で挑戦する力の育て方をお伝えします。

1.不安が強くて失敗したくない発達障害グレーゾーンの中学生が苦手なことに挑戦するように!

中学生になっても、「ママ、やって〜。」と言ってくるお子さんに

「そんなことくらい、自分でやってよ。」

と、正直うんざりしているお母さんはいらっしゃいませんか?

不安が強くて失敗したくない発達障害グレーゾーンの中学生が、おうちの中のある工夫で、失敗を恐れずに自分で色んなことをするようになり、お昼ごはんを自分で最初から最後まで作るようになる秘策があります。

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2.発達障害グレーゾーンの子は、なんでそんなに不安が強くて失敗を嫌がるの?

なぜ、何をするにも「ママ〜。」と助けを求めて全てママに任せようとするのでしょうか。

これ、発達障害の特性不安を感じやすいことが関係しているかもしれません。

発達障害の中でも自閉傾向のある子は「不安を感じやすい」という特徴があります。

また、不登校になって学校に行けない負い目や、お母さんや先生から学校へ行けないことに対してネガティブな反応をされた経験があると、本人にとって「失敗体験」となり、自分に自信を持てず不安が高まってしまいます。

他にも、

✔️牛乳をこぼして怒られた
✔️頑張ろうと思った習い事で先生に怒られた
✔️勉強を頑張ったのに、いい点数が取れずに親にがっかりされた
✔️お皿を洗うお手伝いをしたけど、割って怒られた

など、失敗して怒られたり、がっかりされる経験をたくさんすると「失敗したくない」「やりたくない」と行動しなくなるのです。

その結果、自分ではやらずにママにやってもらう方法を選択することになります。

そんな不安を感じやすい子が、失敗を恐れず、新しいことに挑戦するようになったエピソードをご紹介します。

 

3.全てママ任せの発達障害グレーゾーンの息子が少しずつ1人でやるようになったエピソード

我が家の中2の息子。

✔️「ママ、ドレッシングかけて〜。」
✔️「ママ、荷物、準備して〜。」
✔️「ママ、出発の時間決めて〜。」

なんでもかんでも「ママ、やって〜。」と私を呼んでいました。

小学生の間はまだ「やってあげようか。」となりますが、

さすがに中学生にもなると「いやいや、それくらい自分でやろうよ。」と思うことが増えていきました。

​​そんなママ任せの息子が、普段の会話の中である対応を行うと​​

✔️「今日はパスタ食べるね〜。」
✔️「あ、こぼれたけど、洗えばいいね。」
✔️「粉チーズ、かーけよっ。」

と、私に何もお願いすることなく、自分で最初から最後までお昼ごはんの準備を1人でやり遂げるようになったのです。

私がどんな対応をしたのか、お伝えします。

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4.不安が強く失敗を恐れるお子さんにおすすめの対応

1つ目は、ママの失敗談をたくさん聞かせることです。

ポイントは、「失敗してもなんとかなる」と思わせる言葉をセットにすること。

✔️「あー、お風呂の栓をするの忘れてた〜!」
  「ま、そんなこともあるよね、仕方ない!」

✔️「パスタを茹でる時、塩入れ過ぎて塩辛くなっちゃった〜!」
  「最後に牛乳の量を増やせばいっか!」

✔️「あ、予約してたの忘れてた!」
  「電話して謝ろう!」

「失敗してもいいんだ」と思えるような言葉をたくさん伝えました。

2つ目は、息子が失敗した時も「失敗しても大丈夫!」と思える言葉を伝えることです。

✔️お茶をこぼしても
「拭けばいいだけ、なんてことないね!」

✔️予定の時間に起きれなくて、私との約束に間に合わなくても
「そんなこともあるよ!疲れてるんだね!来週に延期しよう!」

その都度「失敗することは悪いことではない」ということを、対応で見せていきました。

思わず、

✔️「テレビ見ながら飲んでるからこぼすんでしょ!」

✔️「約束の時間には起きてよ!」

と、言ってしまいがちですが、私たち大人だってミスすることはありますよね。

私がこのように今までの対応から180度変えて対応をすることで、息子は、今まで私にお願いをしていたことを自分でやるようになり、人にも優しくなりました。

そして、何かに挑戦して、失敗してもイライラすることなく解決案を自分で見つけて対応する姿に、私は感動しています。

ぜひ、発達障害グレーゾーンのお子さんには、まずはお母さんが大きな心で「人のミスを許せる姿」をたくさん見せてあげてください。

すると、不安が強い子が「失敗しても大丈夫!」という自信をつけて、1人で色んなことに挑戦するようになりますよ!

執筆者:沢木十和子
(発達科学コミュニケーショントレーナー) 

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