1.不安の強い発達障害グレーゾーンの子が動き出す声かけポイントがあります!
今回の記事では、発達障害グレーゾーンASD(自閉症スペクトラム)タイプの不安が強い子の行動力をUPするサポートのコツをお伝えします!
・やり方はわかっているはずなのに、新しいことにチャレンジしたがらない
・いつも同じことばかりしている
こんな様子のお子さんを見ているともっと行動させて、新しいことにチャレンジできる子に育てたい!と思いますよね。
ASDタイプのお子さんがなぜ行動したがらないのか、子どもがチャレンジをやめたいと思うのはなぜなのか、よーく観察すると大切なポイントがみえてきます!
今年の夏、「発コミュって、やっぱりすごい」と感じる出来事があったので気になる方は読み進めてくださいね!
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2.ASDタイプの女の子が新しいことにチャレンジしない理由
私にはかわいい姪っ子ちゃんが2人います。
一人は多感な時期を迎えた自称コミュ障の高校1年生。
もう一人は小学4年の自閉強め+ADHDのミックスグレーっ子ちゃん。
この二人は私の兄の愛娘ですが奥さんが数年前、病で他界し私の両親が子育て(孫育て)をし、兄は仕事に追われる日々を送っています。
気難しい&個性的な二人の孫育てに私の両親は奮闘中。
今年の夏、実家のある信州に帰省しました。毎年、私は姪っ子ちゃんたちに発コミュを全力で発動しています!!
発コミュをした後の姪っ子ちゃんたちの変化の様子に私の両親も目をまんまるにして驚いてくれます。
その中でも、小学生の姪っ子ちゃんに今年起きた変化を少しだけご紹介しますね。
▶小4の妹ちゃん
・ASD傾向がみられ不安が強い
・IQは高くて理解力はあるのに新しいことにチャレンジするのが苦手
不安が強い子なのです!
ですが、発コミュ対応をしたら妹ちゃんはこんな変化をみせました。動画でお話していますので視聴してみてください。
(5分程度の動画になります^^)
視聴してみてどうでしたか?
不安の強い子に、
「いいからやりなさい!」
「大丈夫大丈夫!」
と、根拠のない励ましはご法度です!
うまくできるかわからないから、不安なんです。
まずは、共感してあげることが大事。
でも…実は共感するだけではその先の行動力UPには繋がらないんです。
いつまでたっても安心できる領域から一歩踏み出すことはできません。
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3.安心して「できた!」の体験を毎日積み重ねてほしい
私が姪っ子ちゃんに実践した方法をおさらいしてみましょう!
①安心と安心のサンドイッチ作戦
兄と私で姪っ子ちゃんを挟んで「いつでも助けてあげられる」環境を作りました!
②お手本を見せる(具体的に!!)
「怖いー!!」とアスレチックで目をつぶってしまう姪っ子ちゃん。
見えなくなったら余計に怖いでしょ!と思いつつ…
「見てごらん」
「ここ掴んでらん」
「次は何色に行く?」
具体的に行動の指示を出してあげるのがポイント!
と、“怖い”という感情が反応している脳を落ち着かせ、“考えて見る”ための脳を使えるようににシフトさせてあげる声かけをしました!
③ほら!できたね!の体験
最後は、「できないーって言ってたのにできたよね!」と成功体験を記憶してもらうための声かけです。
発達特性のある子どもたちは、嫌だったことや辛かったことの記憶の方が優先されて頭に残ってしまうので、たとえ成功したとしても「もうやらない!」となってしまうこともあるのです。
だから、「できた!」の嬉しい体験として記憶に残し、自信を授け、またやりたい!を引き出したいのです。
この夏、新たな挑戦をクリアした姪っ子ちゃん。
ですが!私が姪っ子ちゃんに発コミュを発動できたのはたった数日だけ。
毎日毎日、継続的に、行動の変化を繰り返していくことができれば子どもの脳に定着して、もっともっと成長につながっていくのです。
「質」も「量」も大切。
特に不安の強い子の行動力をあげるには、時間が必要です。
発コミュのテクニックと、脳科学の知識をママが使いこなせるようになれば、不安の強い子も必ず行動力はアップしていきます!
ぜひ、不安の強い子には、ママが一番の理解者となり挑戦をサポートしてあげてくださいね。
執筆者:清水畑亜希子
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)
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