言っても行動しない小学生に、イライラしていませんか?
こんなお悩みありませんか?
・何度声をかけても、なかなか行動に移らない
・「今やるよ」と言うのに、動く気配がない
・「ちゃんと聞いてる?」
が口癖になっている 小学生になると、「もう言えばわかるはず」「これくらい自分でできるはず」 こんなふうに思うことが増えてきますよね。
それなのに、言っても言っても動かない。
返事はするのに、体がついてこない。
その姿を見ていると、
「わざとやらないの?」「聞いてないふりしてる?」そんな気持ちが湧き上がってきませんか?
私自身も、言っても行動しないわが子に、何度も同じ声かけを繰り返し、最後はイライラしてしまう。
そして夜になってから、「また怒っちゃったな…」と自己嫌悪になってしまう。
そんな日を何度も過ごしてきました。

「また怒っちゃった…」を今日で手放す。
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「聞いてない」のではなかった?言葉だけでは動けない子の脳の仕組み
言っても行動しない子は、 実は「聞いていない」わけではありません。
特に発達でこぼこキッズは「耳から入った情報を、行動に変えるまでに時間がかかる」という脳の特性を持っています。
子どもの脳の中では、
1.言葉を聞く
2.意味を理解する
3.何をするか整理する
4.行動に移す
この工程が同時に起きています。
耳からの情報処理がゆっくりな子にとっては、言葉は「一瞬で消えてしまう情報」。
聞いた瞬間は理解していても、次の行動に移る前に 頭の中から抜け落ちてしまっているのです。

一方で、こうした子どもたちは 目から入る情報の記憶力が高いことも特徴の1つです。
・見たものは覚えている
・一度見た手順は再現しやすい
・全体像が見えると安心して動ける
つまり、 言っても動けない子は 目から入ってくる情報が得意な「視覚優位」という特性を持っている可能性が高いのです。
これは能力の差ではなく、脳の使い方の違い。
この違いを知らないまま、聞いて行動に移すことが苦手な子に「聞けばできるはず」という関わりを続けていくと、子どもは「できない自分」を積み重ねてしまいます。
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小学校低学年の今、関わり方を変えることが大切な理由
「今はまだ幼いだけ」「大きくなったらできるようになる」 わたしは我が子を育てる時にずっとこの言葉を自分に言い聞かせて過ごしてきました。
でも実は、年齢が上がるにつれて 耳からの情報だけで行動に移すことの難易度は上がっていくことがわかったのです。
学年が上がるほど、
・説明が長くなる
・一度に求められることが増える
・自己管理が求められる
そんな中で「言われたのにできない」経験が増えると、
・注意される ・怒られる ・自信をなくす という流れに入りやすくなります。
この積み重ねが、 やがて二次障害につながることもあります。
だからこそ、 低学年の今。 「できるようにさせる」よりも先に、その子に合った伝え方を知ること がとても大切なのです。

言っても行動しない子が動き出す、視覚を活かした関わり方
では、具体的に視覚からの情報が得意な子にはどのような関わりをしていけば良いのでしょうか?
伝えたいことは「見える形」にする
耳からの情報処理がゆっくりな子には、
言葉を増やすより、目からわかる情報を足すことが効果的です。
・メモ
・イラスト
・実物を並べる
「準備して」ではなく、「これとこれを準備するよ」と見せる。
それだけで、動き出しやすさが変わります。
一度に一つだけ伝える
言葉が重なると、頭の中で情報が絡まってしまいます。
「靴履いて、ランドセル持って、早くして」ではなく、「まず靴を履こう」。
一つ終わったら、次。
この1つ1つの区切りが、子どもにとっての安心の声かけになります。
ママが「お手本」になる
最初は、 一緒に動いたり、 指差しで示したりしてOK。
これは甘やかしや赤ちゃん扱いではありません。
自分でできるようになるまでの橋渡しなのです。
「できた」経験が積み重なるほど、子どもは少しずつ自分から動けるようになっていきます。

かつての私も、息子に「伝えたいことが伝わらない」という事がとても苦しかったのです。
私は息子の特性を理解するところからスタートし、息子の視界の中に入っていくことを意識して、毎日を過ごしていきました。
話しかける時も、息子と目と目を合わせて「ねえねえ」と笑顔で声をかけていく。
小さなことですが、この積み重ねを続けていく中で、息子は少しずつ私の言葉に耳を傾け、会話のキャッチボールができるように変化してきました。
息子のように発達に特性を持つ子は聞いていないのでも、 やる気がないのでもありません。
情報の入口が違うだけなんです。
ママの伝え方が「聞かせる」から「見せる」に変わるだけで、子どもの行動は、少しずつ変わっていきます。
ぜひ今日ひとつ、「見える形での伝え方」を取り入れてみてくださいね。
その関わりは、子どもの未来のつまずきをやさしく減らしていく力になります。
執筆者:華田さち
(Nicotto Project 発達科学コミュニケーショントレーナー)




