厳しく育てることで見えなくなる”ありのままの”わが子の「キラリ」の見つけ方

「厳しすぎる母親になっているかも」と厳しさの加減に悩んでいませんか?厳しく育てるのは、ただ子どもによりよく生きてほしいという思いからでしょう。厳しくすることで見えにくくなる”ありのままの”わが子の「キラリ」を見落とさない子育てしませんか?

厳しく育てることに繋がる親の過度な期待

子育てをしていると、わが子の得意なことや才能を伸ばしてあげたくて、無理に頑張らせてしまうことはありませんか?

厳しすぎるのかな…と思いながらも、つい言いすぎてしまう。

私もそんな母親でした。

息子は引っ込み思案で消極的、自分の気持ちをなかなか素直に出せません。

その性格ゆえ、はっきり目に見える形でコレが得意!誰が見てもコレは上手にできる!というものがありませんでした。

そんなとき、習い事だったスイミングで、コーチにキックが上手だと褒められたのです。

私の中で息子に期待する気持ちがどんどん大きくなり、もっと上手になるようにさせてあげたいという思いから、頑張ることを強要するようになっていきました。

感覚過敏という発達障害の特性から、プールの消毒液の臭いや温度差が苦痛になり、習い始めてしばらくすると、もうやめたいと言い始めていた息子。

そんな息子に過度に期待して、やめたい気持ちに寄り添うことは一切せず、頑張れば上手になるよ!と励ますことしかしない母親の私。

どんどんと厳しく育てるようになっていきました。

あのころの子育てをやり直せたら…と今でも息子に申し訳なく思います。

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子どもをありのまま見るのを妨げる、その正体は?

本来であれば、わが子はありのままで、そこにいてくれるだけで愛おしい大切な存在のはずです。

わが子が勉強ができようができまいが、運動が得意であろうがなかろうが、友達に好かれていようがいまいが、お母さんにとっては関係なかったはずなのです。

その関係なかったことが、いつしかお母さんにとって重要なことになってしまったのはなぜでしょう?

自分の子どもにはよりよく生きてほしいという思いから、厳しく育てる方向に傾いていってしまうのです。

わが子によりよく生きてほしい思いは親の愛情そのものですが、自分の理想とする子育てと比べることで、不安や心配という形となって表れます。

それが、子どもへの過度な期待や厳しすぎる叱責につながってしまうのです。

例えば近所の子どもを自分の家で預かっているときに、その子に過度に期待したり無理やり頑張らせたりするでしょうか?

わが子をありのまま見ることのできる眼鏡のレンズが、不安や心配というフィルターによって曇ってしまっているだけなのです。

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脱・厳しすぎる母親!「もしも~だったら」仮定法とは

厳しく育てることを少しは和らげたい!子どもに厳しすぎる母親を卒業したい!とお考えのお母さんに、ひとつ提案があります。

それは「もしもわが子が預かった子どもだったら」と仮定して接してみることです。

預かった子どもだったら、当然かける言葉は変わってきますね。

いつもなら鬼の形相で、またしても厳しすぎる言葉をぶつけてしまうところも、表情も言い方もやんわりになるのではないでしょうか。

このように視点を変えることで子どもへの声かけが変わるだけでなく、嬉しいおまけがついてくるので、一度お試しいただけたいのです。

そのおまけとは、次のようなものです。

冷静に観察することにより、子どもの知らなかった一面を発見できる
ありのままの姿を受け入れ、おもしろがって見ることができるようになる

私の息子はご飯を食べようと声をかけても、無心になって何かを書いていることがあります。

呼んだらすぐテーブルに来てほしくてイライラするのですが、こんなときに役立つのが「もしも~だったら」仮定法です。

預かった子だったらどう接するだろう、と考えながら息子が何をしているのかのぞいてみました。

そこに書かれていたのは、自分でつくったオリジナルの漢字や、自分で編み出したゲーム攻略のための必殺技や武器だったのです。

こんな漢字を考えたのか!この必殺技のネーミングは私だったら絶対思いつかないな、と思えるほどおもしろかったのです。

ヘンテコだけどくすっと笑えて、息子の感性がとってもユニークなものに思えてきました。

そんなふうに考えると、無理して何かを頑張らせなくても、ありのままの子どもがいろんな可能性を持っていることに気づかされます。

イライラさせる行動も、見方を変えれば才能の原石かもしれません。

理想の子育てにわが子をあてはめようとするのではなく、ありのままのわが子のおもしろいところを見つける研究をしませんか?

気がついたら、厳しすぎる子育てから自然と卒業しているかもしれませんよ!

執筆者:にしがみあやか
(発達科学コミュニケーションアンバサダー)

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