ひどい癇癪や育てにくい子なのは親の育て方が悪い…と責めていませんか?
お父さんが仕事で不在の日曜日。
子どもたちを楽しませてあげたいと、 ショッピングセンターの中のゲームコーナーに連れて行くことがたびたびありました。
ずっと家で相手をしているのも疲れてしまうので外に連れ出すためですが、 一抹の不安と共に出かけます。
ゲームをしているときはウキウキ楽しそうですが、今日も来ました!
すごい癇癪です。
クレーンゲームで景品を取ることができませんでした。
お金も結構使ったのでそろそろ切り上げようと提案しましたが、 それはそれは大騒ぎ。
私は癇癪を起こして泣きわめいている息子をどうにかなだめようと焦りまくります。
変な汗も出ます。
何かこの子、育てにくい子だな。
普通じゃない感じがする。
そんなことを息子が小さいときからよく思っていました。
私の母親などにも相談しましたが、 私の気持ちが繊細すぎるとか、気にしすぎだなどと言われ続けました。
そう言われることにも違和感を感じ、 苦しさをわかってもらえず傷ついてもいました。
こんなに育てにくいのは、親である自分の育て方が悪いのではないかと自分を責めていました。
人から非難されたくないし、 ちゃんとした母親でありたかったので、 しっかり子どもをしつけなければと責務のように考えていました。
外で癇癪を起こしたらきつく叱って、時には叩いて対処していました。
それを周りに示して、私はちゃんとやってますよーって見せていたのかもしれません。
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育てにくい子どもへの対応より、もっと大事なこと
癇癪が起こるのはしつけができてないからとか、親の育て方が悪いから起こるといったものではありません。
今となってはわかるのですが、 わが子は注意欠陥多動性障害(ADHD)の傾向があり、 周りの子より、思い通りにならないと激しく騒いだり泣いたりして、衝動的に感情を示す特性があったのです。
叱ってもしつけてもどうにかなるものではなく、 落ち着いているときの子どもとのコミュニケーションの仕方、 肯定的な関わりにより、改善されていくものなのです。
さらに、子どもの対応も大切ですが、もっと根本的に大事なことがあるんです。
それはお母さんのあり方です。
ここが一番大事なんです。
これができていないと、子どもの心に届く対応はできないのです。
育てにくい子をもつ方は、自分の育て方が悪いのではと自分を責めてしまいます。
たくさん心無い言葉にお母さん自身も傷ついてきたことでしょう。
自分を責めれば責めるほど、子育てはさらに難しくなってしまいます。
子どもを褒めたり、認めてあげているつもりでも、そんな心持ちのお母さんから発せられた言葉は子どもの心に響かないのです。
だからいくら対応しても子どもの困りごとが改善しにくいという、よくない影響が出ます。
お母さんの考え方やあり方がストレートに子どもに出るのです。
しょっちゅう癇癪を起こし、困りごとがたくさんあって、疲弊して、そんな子育てしてるのに、あり方なんて変えられないって思われるかもしれません。
そんなお母さんこそぜひやってみてほしいことがあるのです。
オススメの方法をご紹介しますね。
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まずはお母さんが自分を労う「自分整え法」
毎日自分の心と向かい合う時間を少しだけとります。
例えば日記的にノートに書き出すのです。
今日の気持ちを心にとどめないで、嫌だったことやよかったことを、ばーっと書いていきます。
そして「こんな嫌なことがあったのに、よくがんばったね」って
自分を労います。
「毎日頑張ってるね、家事もがんばってすばやくこなして、子どもと遊ぶ時間とってあげたね。 すごいよ。よくやったね。」
というように俯瞰した自分が自分を労うのです。
また、自分のよかったこと、子どものよかったことを箇条書きに書き出すのもいいですよ。
はじめは思い出しにくいのですが、ささいなことでもいいので、無理やりにでも見つけます。
書き続けると楽しくなって、自分を肯定できるようになります。
子育てがうまくいかなくて責めてばかりいた自分、困りごとばかりの子どもについて、肯定的に認められるようになります。
発達科学コミュニケーションでは、最初のレクチャーで肯定の注目について教わります。
子どもを褒めることや認めること、できていることに注目するなどです。
それがさらっとできてしまいます。
こうやっていると、お母さんの気持ちが整ってきます。
お母さんの気持ちが整うと、子どもは変わってくるのです。
声かけの質もかわるはずです。
子どもの心に届く対応が出来る、準備ができました。
まずはお母さんです。
お母さんの、気持ち、あり方を整えて、どんなことも乗り越えられる気構えの自分でいたいですね。
執筆者:高橋花ずえ
(発達科学コミュニケーションアンバサダー)


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