学校行事が苦手なのは楽しみよりも不安が大きいサイン?
運動会、校外学習、音楽発表会など
何かと行事が多い二学期
お子さんの行き渋りで困っていませんか?
運動自体は好きなはずなのに運動会を嫌がる、校外学習の行き先が好きな所なのに行き渋るなど、
活動内容に関係なく学校行事を苦手に感じるお子さんは一体何が原因で嫌がっているのでしょうか?

もしかしたら脳の特性から楽しみより不安の方が大きくなっているのかもしれません。
発達に特性があるお子さんは、定型発達のお子さんに比べて見通しを立てることが苦手な傾向があります。
特に学校行事は普段の活動と異なるため、見通しを立てる力が必要になってきます。
例えば 運動会であれば、自分の出番がいつくるのか、どのタイミングでトイレや水分補給をするかなどの行動はスケジュールを把握しておいた方が良いですよね。
幼児期は先生が誘導してくれていたことも、小学生になると段々と自分で行動することが当たり前になってしまい、
見通しを立てることが苦手な凸凹キッズにとっては難しいことも出てきます。
そしてこういった行事で間違えたり、ずっと我慢したりといったネガティブな経験が積み重なり、
学校行事に対して不安を強く感じるようになっているのかもしれません。
ママのサポートと声かけで不安を減らし、学校行事を楽しい記憶にすり替えていきましょう!
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学校行事に対する不安を放置するのはNG!
私の息子は学校行事全てに関して消極的で、小学生になってからは、特に行事の多い二学期に学校を行き渋ることが増えるようになりました。
当時の私は、息子は元々運動が苦手なので 「運動会が億劫なのは分かるけどなんで遠足や校外学習まで全部嫌がるんだろう」 と不思議に思っていました。
ですが私が発達コミュニケーションを学ぶ前は、息子の不安を理解できず、
「行ったら楽しいよ!」とか
「授業より〇〇(校外学習で行く場所)行く方がおもしろいんじゃない?」
と子どもの気持ちを否定して、自分の考えを押しつけていました。
また前日準備する時も自分からは絶対やろうとしない為、私から
「そろそろ明日の準備しよ!」
と誘って、結局ほとんど全部私が準備をしていました。
行事を終えて帰宅後、
「〇〇(行事)どうだった?」と聞いても
「別に…」とか
「ふつう」
といった返事しか返ってこないため、楽しくなかったのかなとは感じつつも、何が楽しくないのか、何に不安を感じているのかは分からず、
「とりあえず行事には参加しているからいっか」と放置していました。

ですがこの状態を放置して、不安がなくなるということはありません。
むしろネガティブな経験がたまってどんどん不安が大きくなり、行き渋りや不登校など別の困り事につながっていくこともあります。
息子の場合も1年生、2年生と学年が上がるにつれて、行事の多い二学期や運動会シーズンの5月に行き渋りが酷くなってしまいました。
では不安はどうやったら減らせるのでしょうか?
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学校行事の前後の対応で不安を減らそう!
私が実践した不安を減らす対応をお伝えします。
行事前:準備をして見通しを持たせる
見通しを立てることが苦手なお子さんには、ママがサポートして事前に見通しを持たせて、学校行事に対する不安を減らしましょう!
「見通しを立てる」とは、これから何が起こるかを予測し、どう行動するか考える事です。
難しく感じるかもしれませんが、つまりスケジュールをみて、やるべき行動を把握しておけば良いのです。
実は学校から配布される運動会のプログラムや校外学習のしおりなどは当日のスケジュールや持ち物等が書いてあるので、
これらを確認しながらお子さんと一緒に準備することで見通しを立てることができます。
校外学習や体験学習などで行ったことがない場所へ行く場合には、
行き先を携帯で調べて写真やその場所の情報を伝えてあげると不安が強いお子さんも安心できると思います。
そして一緒に準備ができたら、ママがほとんどやったとしても
「〇〇(行事)の準備できたね」と肯定しましょう。
なぜなら行動をした後ママが肯定するとその行動が強化され、次も行動できるようになるからです。
つまり少しでも自分で準備をした時に褒めると次も自分で準備をするようになる、ということです。
この行事前の準備と肯定を繰り返していくうちに、次第にやれる事が増え、自分で準備をして見通しを持つ力が育っていきます。
行事後:成功体験の記憶を作る
行事を終えたら、今度はできたことをお子さんに伝えて成功体験の記憶を作りましょう。
せっかく出来たことがあるのに本人は気づいていなかったり、忘れてしまうこともあります。
できたことをしっかり肯定して「できた!」と子どもの記憶に残す声かけをしていきましょう!

運動会などママも参加する行事であれば、写真や動画を子どもと見ながら、
「頑張って最後まで走ったね」
「周りを見て上手に踊れてたね」等
お子さんのできたことを褒めてあげて下さい。
ママが参加しない行事であれば、
「〇〇の準備できたね」
「お弁当全部食べたね」
「〇〇に行けたね」
など分かる範囲でできたことを肯定したり、
子どもがこんなことをしたよ、と話してくれたら笑顔で合槌をうつこともポジティブな記憶となります。
学校行事は頻繁にあるものではありません。
その日だけでなく何度も繰り返しできたことをほめて、子どもの記憶にしっかりと残していきましょう。
不安より楽しみが大きくなった息子の変化
我が家ではこの対応をするようになってから 小学3年の息子は自分から
「明日の準備しよー!」
と言って私と一緒に遠足の準備をするようになりました。
そしてその2週間後に行った校外学習では、なんと自分1人でしおりを見て準備ができるようになりました!
また帰宅後も自分から
「博物館でこれもらった」とか
「クイズが楽しかったー!」
と話してくれるようになりました。
楽しい思い出ができたことで更に成功体験の記憶が増えました。

これまで不安の方が大きくて行事自体を楽しむことができなかった息子が、
不安が減るとこんなに楽しめるようになるんだ!と実感できた出来事でした。
また年中の次男にも嬉しい変化が見られました。
運動会の競技をお家で真似てやってみせたり、お遊戯会で演奏するピアニカの練習をお家でしたりするようになり、
カレンダーを見ては行事の日がくるのを楽しみにするようになりました。
1年に数回しかない学校行事ですが、そこでの成功体験はきっとお子さんにとって大きな自信になると思います。
不安が強く、学校行事に苦手意識を持ちやすいお子さんは、ぜひ試してみてください。
執筆者:吉澤ゆうこ
(発達科学コミュニケーションアンバサダー)


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