癇癪が続くたびに自分を責めてしまうママが、「子育てやめたい」と自分を責めるループから抜け出せる“癇癪“の受け止め方

癇癪が続くたびに「私の育て方が悪いのかも」「子育てやめたい」と自分を責めていませんか。子どもの癇癪は、わがままやしつけ不足の問題ではないかもしれません。叱っても変わらない理由と、ママの心が少し楽になる受け止め方をお伝えします。

癇癪が続くたびに「子育てやめたい」と思っていませんか

子どもの癇癪が起きるたびに、 どうしようも落ち着かない我が子に、胸の奥がぎゅっと苦しくなる。

そんな経験はありませんか。

わが子が癇癪を起こすたびに、

「また始まった…」
「どうしてこんなに言うことを聞いてくれないの?」

そう思いながら、私はいつも必死でした。

当時の私は、 癇癪を起こすのは

・わがままだから
・甘やかしたから
・私の育て方が間違っているから

そう信じていたからです。

だから、 「叱って正さなきゃ」 「ここで折れたらダメ」 そう自分に言い聞かせて、 子どもに声を荒げることも少なくありませんでした。

でも現実は、怒っても怒っても癇癪は減らない。

むしろ、だんだん激しくなっていく。

夜、子どもが寝たあとに

「今日も怒ってばっかりだった…」
「私、母親向いてないのかも」

そんな自己嫌悪に押しつぶされそうになり、 心の中で 「子育てやめたい」 そう思ってしまったこともあります。

それでも翌朝になれば、 また笑顔でいなきゃと自分を奮い立たせる。

その繰り返しが、 私の心を少しずつすり減らしていきました。

そんな私は親子のコミュニケーションをスムーズにするため、発達科学コミュニケーションで子どもの脳の仕組みや脳に届く声かけを学んでいくことにしました。

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癇癪はわがままじゃなかった。癇癪は叱ってもよくならない理由

子どもの脳の仕組みを知っていく中で、わかったことがありました。

それは癇癪は、わがままでも、甘やかしでも、しつけ不足でもなかったということです。

癇癪を起こす子どもは、「困らせたい」のではなく、「うまく伝えられない」だけだったのです。

子どもの脳は、まだ発達の途中。

特に小学校低学年の子どもは、

・強い感情を調整する力
・気持ちを言葉に変える力
・落ち着いて切り替える力

これらが、まだ十分に育っていません。

そのため、 悲しい・悔しい・不安・混乱 といった感情が一気にあふれると、言葉では処理しきれず、 癇癪という形で外に出てしまうのです。

ここで問題になるのが、 発達の特性を知らないまま 「叱る」という対応を続けてしまうこと。

癇癪の最中に叱られると、子どもの脳は「危険」「責められている」と判断し、さらに興奮します。

つまり、 叱れば叱るほど

・感情は強くなる
・癇癪は長引く
・次も同じ方法で出てくる

という悪循環に入ってしまうのです。

これはママが悪いわけではありません。

この知識を「知らなかった。」 それだけなのです。

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「叱って正す」を続けるほど、癇癪が長引いてしまう理由

癇癪は、 一度身についてしまうと、 脳の中で「習慣」となっていきます。

・嫌な気持ちになる → 癇癪を起こす → 周りが反応する → 気持ちが少し落ち着く

この流れを何度も繰り返すことで、

子どもの脳は 「気持ちは癇癪で伝えるもの」 と学習してしまうのです。

だからこそ、 癇癪は 「そのうち落ち着くかな」 と放っておくよりも、 今、関わり方を変えることが大切なのです。

癇癪が長引くほど、

・感情の切り替えが難しくなる
・自己肯定感が下がる
・人との関わりが苦しくなる

といった二次的な困りごとにつながることもあります。

でも逆に言えば、 今ここで「癇癪以外の伝え方がある」という経験を積み重ねていくことで、 子どもの脳は少しずつ変わっていきます。

癇癪を「困った行動」で終わらせない、癇癪との向き合い方

では、具体的にママはどう関わればいいのでしょうか。

癇癪の最中は、怒りに巻き込まれない

癇癪が起きている最中は、子どもの脳はフル稼働状態。

このときに 正論や説教は届きません。

まず大切なのは、 ママ自身が一歩引くこと。

「今は感情が爆発しているだけ」 ママがこの対応をしていくことで

「癇癪を起こしても注目してもらえない」と子どもの脳は学習していき、癇癪の習慣化にストップをかけることに繋がっていきます。

落ち着いたあとに、行動を言語化して肯定する

一番大切なのは、ここです。

癇癪が落ち着き、次の行動に移せた瞬間。

そのときに、ママが子どもの行動を 言葉にして伝えてあげるのです。

「泣いてたけど、深呼吸できたね」
「気持ちが落ち着いてから話そうとしたね」
「切り替えられたね」

こうした声かけは、 子どもに 「癇癪以外の方法でも伝えられる」という成功体験を残します。

これが積み重なることで、癇癪は、少しずつ別の表現に置き換わっていくのです。

最後に我が子のことを少しお話しします。

以前は、癇癪が起きるたびに叱って、後悔して、自分を責める 毎日でした。

 私が発達科学コミュニケーションに出会い、癇癪を「 困った行動」ではなく「気持ちを伝えようとするサイン」と捉え直してから、息子は少しずつ癇癪以外の方法で気持ちを出せるようになっていきました。

そして、私自身も、「私はダメなママじゃない」 と思える瞬間が、確実に増えていったのです。

「私はダメなママ。」 と自分を責めて、子どもの寝顔に「ごめんね。」と感じてしまうママこそ、癇癪を「責める」から「理解する」に視点を変えてみることから始めてみてください。

視点を変えたその瞬間から、親子のコミュニケーションは、必ず良い方向へ加速していきますよ。

執筆者:華田さち
(Nicotto Project 発達科学コミュニケーショントレーナー)

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