スーパーで大暴れ!発達障害・ADHDの子が見通しを持ち外出先でピタッと待てる魔法の対応

スーパーの中であちこち動き回り、最後のレジ待ちで「待てない」と大騒ぎする発達障害・ADHDのお子さんに悩んでいませんか?スーパーの中は情報過多で脳がパニック状態。お出かけ前の声かけで、癇癪ゼロで待てるようになる3つの解決策をご紹介します!

「もう帰りたい!」スーパーで大暴れ…周りの目が気になって外出が怖くなっていませんか?

・カートに乗せた瞬間から抜け出そうと暴れる

・お菓子売り場から離れず、ダメと言うと床にひっくり返って大泣き

・やっとレジに並んだのに『まだ?帰りたい!』と癇癪を起こす

そんな、外出先での激しい癇癪にヘトヘトになっていませんか?

周りのお客さんからの「しつけがなってない」と言わんばかりの冷たい視線。

焦れば焦るほど子どもはヒートアップし、つい「いい加減にしなさい!」「もう置いて帰るよ!」と強い言葉で怒鳴ってしまう。

そして、逃げるように家に帰り、買ってきた食材を見ながら「また怒ってしまった…」と自己嫌悪で涙がこぼれる。

買い物が終わる頃には、ママのほうがぐったりですよね。

「周りに迷惑をかけないように」と気を張り詰め、外出すること自体が怖くなってしまっているママは、決してあなた一人ではありません。

過去の私もまったく同じでした。

外食や遠出なんてもってのほか、日々の買い物すら「いかに早く済ませるか」というサバイバルのような毎日だったのです。

休日のたびに「今日はどこにも行きたくないな」と憂鬱になってしまうお気持ち、痛いほどよくわかります。

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わがままじゃない!ADHDキッズが外出先で「待てない」脳科学的な理由

家の中では少し待てるようになってきたのに、なぜ外に出ると「ちょっと」の時間すら待てなくなってしまうのでしょうか?

それは、決してママのしつけ不足でも、お子さんのわがままでもないのです。

実は、発達障害・ADHD(注意欠如・多動症)タイプの「脳の仕組み」に大きな理由があります。

刺激が多すぎて脳がパニックになる

スーパーやショッピングモールは、大人にとっては普通でも、子どもにとっては「情報過多」の場所です。

明るい照明、BGM、たくさんの商品、人々の話し声など、視覚や聴覚からの刺激が強すぎます。

すると、脳の「覚醒(脳の目覚め・興奮の度合い)」が急激に上がり、感情を司る「扁桃体(へんとうたい)」が過剰に反応してしまいます。

感情をコントロールする力が追いつかない

刺激によって興奮状態になると、今度は脳の司令塔である「前頭葉(ぜんとうよう)」の働きが追いつかなくなります。

前頭葉は「今は待つ時間だ」と理性を働かせる部分ですが、ADHDタイプのお子さんは元々ここが未熟な傾向があるため、湧き上がる衝動を抑えきれなくなってしまうのです。

いつ終わるのか、見通しが立たない

お家の中と違い、外出先では「いつ自分の番が来るのか」「いつ帰れるのか」というゴールが明確ではありません

ただでさえ刺激が多くて脳が疲れているのに、ゴールがわからないため、見通しが立たず不安な気持ちがどんどん膨らみ、限界を超えて癇癪という形で爆発してしまうのです。

つまり、外出先の「待てない」は、お子さんの脳がSOSを出している状態です。

この仕組みを知ることで、「わざと困らせているわけじゃないんだな」と、ママのイライラや焦りが少し和らぐはずです。

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「怒らない脳」を育てる!外出先でピタッと待てる魔法の事前準備と声かけ3ステップ

それでは、情報過多で不安になりやすい外出先で、どうすれば落ち着いて待てるようになるのでしょうか。

それには現場で焦って対応するのではなく、お出かけ前の「事前準備」で大人の関わり方を整えることが重要です。

「怒らない脳」を育て、親子で笑顔で買い物ができるようになる具体的な3つのステップをご紹介します。

出発前の「予告」で見通しを持たせる

一番大切なのは、家を出る前の準備です。

「今日は〇〇スーパーに行って、パンと牛乳を買ったらすぐ帰るよ」と、出発前にゴール(目的と終わりのタイミング)を具体的に伝えます。

ADHDキッズは「これから何が起きるのか」がわかるだけで、脳の不安がグッと減ります。

行き当たりばったりの買い物を避け、短い時間で達成できるゴールを予告してあげましょう。

「役割」を与えて退屈な時間をすり替える

スーパーに着いたら、「牛乳を探す係、お願いできる?」とお子さんにミッションを与えます。

ただ「待ちなさい」「歩きなさい」と言われると苦痛な時間も、自分の役割があることで「仕事の時間」にすり替わります。

脳のエネルギーが「探すこと」に向くため、余計な刺激に気を取られにくくなり、衝動的な行動を防ぐことができます。

レジ待ちは「実況中継」でゴールを見せる

いざレジに並ぶ時、ただ「待っててね」は禁物です。

「前の人がピッて終わったら、次だよ」「あと10秒でカゴを置くよ、10、9、8…」と、目の前の状況を実況中継しながらカウントダウンします。

時間の長さを視覚や聴覚で具体的にしてあげることで、「もうすぐ終わる!」という見通しが立ち、安心して待つことができるようになります。

そして最後に、レジが終わったら「上手に待てて助かったよ、ありがとう!」と全力で肯定して締めくくります。

この「できたね!」という安心感と成功体験の積み重ねが、お子さんの心を安定させ、少しずつ刺激の多い場所でも自分をコントロールする力に繋がっていくのです。

外出先で怒らずに過ごせるようになると、ママ自身の心にも大きな余裕が生まれます。

「周りの目を気にして縮こまる日々」から抜け出し、「今度は子どもとカフェに行ってみようかな」「週末は少し遠出をしてみよう」と、選択肢を増やす第一歩になりますよ。

執筆者:津森あかね
(Nicotto Project 発達科学コミュニケーションアンバサダー)

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