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子どもの激しい癇癪に悩むママへ
スーパーや帰り道で、床に寝転がって泣き叫ぶ。
周りの視線が一気に集まって、「早くなんとかしなきゃ」と焦るのに、何を言っても届かない。
慌てて抱き抱えてお店の外に出る。
そして心の中で、
周りのママは普通に買い物しているのに、なんでわたしだけ…
なんで、うちの子だけこうなるの…
「もう解放されたい」
「このままで本当に大丈夫なのかな」
そう思ってしまったこと、ありませんか?
そして、子どもの癇癪が激しいときに
「落ち着いて」
「そんなに怒らないで」
「ちゃんと話して」
そう声をかけていませんか?
実はその対応、良かれと思ってやっているのに、子どもの癇癪を長引かせてしまったり、もっと激しくしてしまったりすることがあるんです。
今日は、癇癪が激しい 子どもの対応で、やってはいけないNG対応3選をお伝えします。
この3つを知らないまま関わり続けると、どうなるでしょうか?
- 年齢が上がるほど怒り方が強くなる
- お友達とのトラブル
- 園や学校での困りごとにつながる
など、困りごとが大きくなってしまうことがあります。

逆に、この記事の内容を知っていただくと、癇癪の裏にある子どもの本当の困りごとが見えるようになって、ママが振り回される毎日から抜け出すきっかけがつかめます。
今日からおうちで使える癇癪を悪化させない声かけのポイントもお伝えしますので、ぜひ最後までお読みください。
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何をしても伝わらない癇癪の理由
なぜ癇癪が激しくなってしまうのか…一番大きな理由は、
「気持ちをうまく言葉にできないこと」です。
本当は、子どもにも言いたいことはあるのに、うまく言葉にできない。
だから、怒る、泣く、暴れることで、なんとか伝えようとしているんです。
そしてもう一つ。
切り替えが苦手だったり、急な変化についていけなかったりすると、それだけで頭の中がいっぱいになってしまいます。
その状態で何か言われると、さらに混乱してしまって、一気に爆発してしまうんです。
さらに、もう一つ大事なポイントがあります。
実は、グレーゾーンや繊細、敏感な子どもは、「いやだ」「不快だ」と感じる強さが、ママが思っているよりも、何倍も強く出る子もいるんです。
たとえば同じものを食べても、「ちょっとすっぱいな」と感じる人もいれば、「うわ、無理!」と感じる人もいますよね。
それと同じで、子どもにとっては、私たちが思っている以上に強い不快感になっていることもあるんです。
つまり癇癪は、困らせたいから起きているのではなくて、
「どうしたらいいかわからない」
「もう対応ができない」
という脳のサインなんです。

なので、関わり方を変えることで、少しずつ脳の反応を変えてあげましょう。
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癇癪対応を間違えるとどうなる?脳のクセの理由
関わり方を間違えてしまうと、癇癪は自然に落ち着くどころか、年齢が上がるほど強くなっていくことがあります。
さらに怖いのは、それが“脳のクセ”になってしまうこと。
「こうしたい!」と思ったときにうまく伝えられない子は、怒るという方法を選びます。
この“怒って伝える”という方法を何度も繰り返すと、脳の中で“怒って伝える”回路がどんどん太くなっていきます。
つまり、困ったときに怒るのが当たり前になってしまうんです。

最初は小さな癇癪だったのに、どんどんひどくなって、ママがちょっとがんばってももう止められなくなっていく…。
そんな状態になってしまうこともあります。
だからこそ今、ママがどんな関わり方をするかがとても大事なんです。
ですが、大丈夫です。
脳は、毎日のコミュニケーションで発達していきます。
一番長く関わるママの言葉で、子どもの脳は安心し、落ち着く力・切り替える力が育っていきます。
ママが関わり方を変えていくと、子どもの反応も少しずつ変わっていきます。
今まで怒ることでしか伝えられなかった子どもが、
「これがいやだった」
「こうしてほしかった」
と、少しずつ言葉で伝えられるようになっていきます。
毎回バタバタだった朝の支度も、自分から動ける瞬間が少しずつ増えていき、ママもグッとラクになっていきます。
そして何より、ママ自身の自信も育っていきます。
「また始まるかも…」とビクビクする毎日から、「大丈夫、すぐに切り替えられる」って思える時間が増えていく。
家の中の空気が、ピリピリと張り詰めた状態から、少しずつやわらかく変わっていきます。
実際に、私はそう変わっていったご家庭をたくさん見てきました。
癇癪が激しい子どもへのNG対応と正しい関わり
ではここから、癇癪が激しい子どもへの対応で、やってはいけないNG対応を3つお伝えします。
NG対応① 「落ち着いて」「ちゃんとして」と言い聞かせる
このNG対応をOK対応に変えるには、「言葉で伝える」のをグッとこらえて、「落ち着くまで待つ」スタイルにチェンジしましょう。
子どもが怒っているときは、頭の中がいっぱいで、言葉が届かない状態です。
このときに、「落ち着いて」「ちゃんとして」と伝えても、逆に癇癪は強くなってしまいます。
なので癇癪が起きたときは、落ち着くまでそっと待つことが大切です。
ただ、待つってしんどいですよね。
なので私は、キッチンでご飯を作ったり、食器を洗ったり、何もなければキッチンの壁をくるくると磨いていました。
手を動かしていると、イライラせずに待てるのでおすすめです。
NG対応② 「〜しないと〜できないよ!」と脅す
つい言ってしまいがちなこの言葉ですが、これをOK対応に変える秘訣は、ズバリ「あえて何も言わずに、ただ見守る」ことです。
癇癪は、もう脳がいっぱいいっぱいで処理できないというサインです。
その状態で何を言っても、火に油を注ぐようなものなんです。
なのでこのときは、無理に何か伝えようとするのではなく、情報を増やさないこと。
「今、がんばってるな」と子どもの脳の状態を想像しながら、見守ります。
横でガチャガチャ音を立てるのも刺激になるので、安全が確保できていれば、少し離れても大丈夫です。
NG対応③ 「勝手にして!」と言い捨てて放置する
ママも限界になると、つい言いたくなってしまいますよね。
ここをグッとこらえてOK対応に変えるなら、「放置する」のではなく「安心できる距離で見守る」のが正解です。
置いていかれるかもしれない、という不安や怖さを感じる関わりで放置してしまうと、子どもは、「誰も助けてくれない」と感じてしまいます。
その不安や悲しさのせいで癇癪がさらに激しくなってしまうことがあります。
大事なのは、放置するのではなく、安心できる距離で見守ること。
なぜ待つのかというと、子どもの脳はパンパンだからです。
だからこそ、安心できる状態で待つことが大切です。
たとえば、静かに雑誌をめくりながらそばにいるなど、ママも好きなことをしながらでいいので、安心できる空気をつくります。
そして切り替えられたら、「お、切り替えられたね」この一言で十分です。
癇癪は困っているサイン|今日からできる対応
癇癪の対応、やってはいけないことはこの3つです。
- 言い聞かせない
- 脅さない
- 放置しない
そして、OK対応は
- 落ち着くまで待つ
- 安心できる関わりをする
- 見守りながら待つ
この関わりに変えることでした。
癇癪は、困らせたいから起きているのではなくて、
「どうしたらいいかわからない」
「もうどうすることもできない」
というサインです。
だからこそ、ママの関わり方を変えていきましょう。
「そっと待つだけで、本当に癇癪なくなるの?」って思ったママ、いますよね。
私も、正直そう思っていました。
実はここ、すごく大事なポイントなんですが…
残念ながら、今のNG対応をなくしただけでは、癇癪はなくなりません。
なぜかというと、癇癪中に癇癪を悪化させない関わりと、嫌なことがあっても怒らない脳を育てることは、まったく別だからです。
じゃあどうするかというと、実は、癇癪が起こっていない時の関わり方を変えること。
これができるようになると、癇癪そのものが減っていきます。
この続きは、次回に詳しくお伝えしますね。
毎日うまくできなくても大丈夫です。
しんどくて余裕がない日も、きっとありますよね。
だからこそ、まずは今日できることを、ひとつだけ。

その小さな関わりが、少しずつ、ママの気持ちをラクにして、癇癪が落ち着いていく第一歩になっていきます。
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執筆者:桜井ともこ
(Nicotto Project 発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)



