癇癪をおこす子どもにママの褒める声がスッと届くようになる「褒めない肯定の声かけ」

子どもを褒めても「ママ怒ってる!」と思われて、機嫌が悪くなり癇癪を起こすことはありませんか?子どもの脳が言葉より「非言語情報」を先に処理したり、認知のズレで褒めを受け取れないのかもしれません。「褒めない肯定の声かけ」が褒める声を届けます。

子どもを褒めても「ママ怒ってる!」と言われるママ

「褒める育児」がちまたで流行っていますね。

「褒めたら脳が育つ!」と思って張り切っているほめているママ、多いのではないですか?

ところが

「すごいね~!」
「えらいね~!」
「かっこいいね~!」

とママは褒めているつもりで言っても、 子どもはなぜか「ママはいつも怒ってる!」と言って機嫌が悪くなったり、癇癪がひどくなったりすることはないでしょうか?

「褒めたら脳が育つ!」と思っているママが多いのですが、そこが間違いのもと!

褒めるだけでは、脳は伸びないのです!

「褒めない!」が子どもに褒める声かけをスッと届けるコツ

子どもの脳は言葉の中身よりも「非言語情報」つまり、声の大きさや声のトーン、表情や、声色などを先に処理します。

感情の脳の発達が未熟な子どもに、イライラしたオーラや、低い声のトーン、真顔でほめても、感情の脳を過度に刺激して、 「ママはいつも怒ってる!」「ママ怖い!」と思われ、ほめた真意が伝わりません。

また、繊細なお子さんや不安が強いお子さんは「全然できていないから褒めないで!」と元々褒めを受け取りにくい認知をしていることが多いです。

ですから、言い方によっては褒めが褒めと伝わらないことがあるので気をつけましょう!

その場合も、認知のズレをなくしてあげてほしいので、まずは徹底的に肯定の注目:否定の注目=8:2に整えていきましょう!

子どもに褒める声かけが届く『褒めない肯定の声かけ』

肯定の注目:否定の注目=8:2に整えていきまます。

そのときのコツ「褒めない!」なんです!

褒めるだけでは、脳は伸びないので、褒めるのではなくて、できたことに肯定の注目をしていきましょう!

わが子の脳を育てる達人のNew Mammyは『褒めない肯定の声かけ』の達人です!

間違っても、ぜ〜〜〜〜ったいにおだてないでくださいね。

おだててもその場はいい気分になるのですが、実態がともなっていないと、本当の自信はつかないので、子どもの行動は変わりません。

「私たちは子どもの行動を変えたい! 」
「怒らない脳を育て わが子を自立させたい!」

そんな願いがあるのだからこそ!おだてないで、素直に、できたことに肯定の注目をしていきましょう!

私がよくやっているのは、シンプルに「〇〇したね!」と言うこと!

「テレビ見たね!」
「ご飯食べたね!」
「おやつおいしかったね! 」

の声かけで十分です!

「褒める」ことに慣れているママには逆に物足りないかもしれませんが、この「褒めない肯定の声かけ」が脳の栄養素になるので、まずは1週間やってみてください!

ママの声かけがお子さんの脳にスッと届くようになります。

子どもに嫌なことがあっても、

癇癪を起こさず伝えられるようになったり、
行動できる
ようになったり、
切り替えられる
ようになったりしていきますよ。

執筆者:桜井ともこ
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)

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