朝の支度が楽になる!発達凸凹の子どもがスムーズに動ける構造化とは

おはようございます!

昨日のメルマガでは、
2月のうちに
新学期準備を進めて春がラクになる!
というお話をしましたね。

まだお読みになっていない方
▼バックナンバーはこちらです▼

きょうは立春!環境が変わる春に向けて準備を始めよう!
https://www.agentmail.jp/archive/mail/2988/9767/757106/

頭の中を
まずは全部書き出してみましたか?

私も早速やりましたが
すっきりしました^^

これで、自分だけの
チェックリストが
できたようなものです。

日程と合わせて逆算して
行動していきましょう。

さて、今日お伝えするのは
今のうちから
考えておくと良いこととして

朝の支度や、帰宅後の行動を
スムーズにするための
動線と環境の整備です。


新学期が始まると、
朝のバタバタが一気に増えます。

「ランドセルどこ?」

「ハンカチ持った?」

「上履き出してない!」

と焦らずに済むように、
またお子さん自身が自分で
自立して準備しやすくなるように

今のうちに少しづつ
動線を見直してみましょう。

今、お子さんが支度するときに
行動がしにくいと
思うところはないですか?

例えば

ランドセル置き場の近くに
 学校の準備ができる
 スペース
があるか

・ 朝使うもの
(ハンカチ・ティッシュ・名札など)
 が、一箇所に集まっているか

・朝の準備の順番がわかるよう
 お支度ボードや、表示などで
「見える化」されているか

子どもが行動しやすい
適切な環境に整えるというのは
とても大事なことです。

発達凸凹のお子さんに
お勧めしたいのは「構造化」です。

構造化は、「環境」や「活動」を
「視覚的に」示す方法です。

自閉傾向のお子さんが
活動しやすくするためには
構造化の考え方が欠かせません。

この場所で食べる
この場所で宿題をする
この場所で遊ぶ
この場所で着替える

というように、場所によって
やることが決まっていた方が
習慣化も促しやすいのです。

学習机に座ったら勉強

遊ぶのは和室

着替えるのは
クローゼットの前のスペース

と、いうように
決めておくのがいいと
思います。

床のタイルの色などで、
エリアを区切ったり

しまう場所を決めて、
イラストなどの
ラベルを貼ったりすると
分かりやすいでしょう。

勉強するためには
余計な刺激がない方が
集中しやすいので

目の前には
なるべく物を置かないようにする
などの工夫が必要かもしれません。

構造化は
発達障害があってもなくても
誰にとってもわかりやすくなる
ものなので

うまく家庭に取り入れられると
ママの家事を
家族にお願いしやすくなります。

例えば、キッチンまわりを
みんなにわかりやすく
収納場所を決めて、
イラストで表示しておく、

調味料入れにはラベルを貼っておく
などの工夫で

パパや子ども達にも
家事を頼みやすくなります。

少しづつ新学期に向けて
環境を整備してみてくださいね!

※構造化については
こちらのHPに概要がありますので
よかったら参考にされてくださいね!

内田洋行教育総合研究所
学びの場.com

意外と知らない”環境作り”
~特別支援教育の視点から~(第2回)

https://www.manabinoba.com/edu_watch/020069.html

では!