アリとキリギリスが示す発達障害の子どもに「我慢が美徳」の価値観は通用するか?

おはようございます!

この頃、いろいろな方と

たくさん会話をして気づきがあるんです。
 
 
日本人の中に刷り込まれている
「我慢が美徳」と言う考え方。
 
 
私たちの考えの中に
我慢させることは大事だっていう
常識があると思うんです。
 
 
我慢強くないと
将来嫌なことがあったら
すぐ投げ出してしまうとか
そんな懸念が浮かびますね。
 
 
集団生活の中で
外れた行動をしてしまって
輪を乱されると困るから
 
 
とにかく、我慢ができるように
先生が子どもに教育する話も聞きます。
 
 
果たしてそれって
本当に正しいのでしょうか?
 
 
「アリとキリギリス」っていう話が
ありますよね。
 
 
夏の間遊んでばかりいたキリギリスが
冬は食べるものがなくなってしまい
困ってしまう。
 
 
アリは
見通しを持ってコツコツ夏の間も
遊ばず働き
冬になってゆっくり暖かい部屋で
安心してくつろげる。
 
 
この話って
キリギリスが悪者みたいにされて
小さい頃から聞かされているんですが
 
夏の素敵なシーズンを楽しむのは

悪いことなのでしょうか?

コツコツ働いていて
夏しかできない経験を

アリさんは積めなかったのです。

経験てタイミングもあるし

チャンスを逃したらもうできない可能性も
あるんです。

先に楽しむのはダメだって

まずは我慢しなければならないって
価値観が日本人にそもそもあるから
この話が受け入れられたのかな、とも
思います。
 
 
子育て世代でも
将来、ということを考え過ぎて
すごく子どもに我慢を強いていたり
 
 
今、若いうちに我慢して
将来に備えなくては
って思ってしまうけれど
 
 
疑って考えた方がいいように思います。
 
 
発達凸凹の子どもたちは
見通しを持つことができないんです。
 

待つのも我慢も苦手な子が多いです。

 

将来なんて
そんな先のことはわからないのに
嫌いな活動苦手な勉強をさせられて
 
 
椅子に座っていなさいと言われ
苦行になる学校に行って
一日中我慢させられている気持ちは
どんなでしょう。
 
 
生きているのが嫌
ってなるんじゃないかなって
気がついたんです。
 
 

今を生きてる発達凸凹の子は

 

今を楽しむことこそ
発達も促せる
最優先事項です!

 
 
我慢することは当たり前じゃないんです。
本当に彼らにとっては
大変なことです。
 
 

だからこそ、

 
我慢をするなら
楽しんで我慢できる方法にすり替えたり
 
 
今日は我慢しないでいいや!

って柔軟に考えてもいい。

 
お母さんもキリギリスはダメ!
って決めつけず
 
 
療育や
勉強を教えることに必死にならずに
 
 
お母さん自身が

自分に刷り込まれた考えを
アップデートして

 

キリギリスのように
今しかできないことを楽しむことも
選んでほしいって思います!
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