支援級を勧められたけど普通級に行った子が小学校での問題行動を解決した親子の変化成長

先生から支援級を勧められたけれど普通級行ったらいけないのかな?このまま過ごしてほしいと思う親御さんの気持ちはありますよね。先生が手に負えないほどの困りごとで支援級を勧められたけれど、夏休みにしっかり発コミュを実践しお子さんが夏休み明けから落ち着いて過ごせるようになった生徒さんの事例をお伝えします。
 
 

ヤンチャなADHDグレーの小学1年生の息子さんの行動が理解できなかった真面目なママ

 

先日の最終レクチャーを終えたMさんの変化成長をご紹介します。Mさんは小6の女の子と小1の男の子を育てるシンママです。

 
 
発達障害の診断がある娘さんのメンタルが悪くなり休職しているときに、娘さんのことがきっかけで発コミュの講座を受講されました。
 
 
息子さんは診断がないけれどADHD傾向がある発達グレーで小学校入学後に問題行動があり、レクチャーの途中から弟くんの問題に対応してきました。
 
 
しょっちゅう友達とトラブルになるけれど、自分が悪くても謝ることもできないと先生からも指摘されています。
 
 
Mさん自身はもともと真面目で優等生タイプ。
 
 
だからこそ「どうして子どもがトラブルを起こし、謝りもしないのが理解できない」と、学校や家庭で次々と問題を起こすわが子に戸惑い、苦しんでいたそうです。
 
 

支援級か、普通級か、
その悩みの前にお家で子どもの脳を
育てませんか?▼

 
 

厳しく育てられたママにあった当たり前とは

 
 
Mさんはご自身も厳しいしつけで育ったため「子どもは厳しくしつけるべき」という思いが強く、息子さんが何か問題を起こすたびに「厳しく罰する」というやり方をしていました。
 
 
ところが、厳しくすればするほど子育てはうまくいかず、どんどん問題は大きくなっていったのです。
 
 
毎日のように先生から問題行動の報告があり、職場に電話がかかってくるようになりました。
 
 
ついには、学校の先生と面談になり、「もう普通級では対応ができないので支援級に行かせては?」と支援級を勧められたそうです。
 

しつけが効かない発達凸凹の子育て

 
 
どうしてこんなことになってしまったのでしょうか?

発達凸凹があるお子さんは、脳の特性のため集団生活で失敗してしまうことがあります。

 
 
みんなから外れた行動をしてしまうのは、脳の特性のせいなんです。
 
 
ADHDタイプのお子さんの特性には「衝動性」があり、友達との間でイライラして気がつけば衝動的に手が出てしまうこともあります。
 
 
自分がやったことで謝れないのは、脳の特性で衝動的に手が出たため意識してやったわけではなく、わざとではないから本人に悪いという気持ちが少ないのです。
 
 
しかもイライラさせられたのは自分の方なのに、「なんで怒られるの?」感じてしまう難しさがあるからなんです。
 
 
一方、大人がお子さんの発達特性の理解が不十分だと、
 
 
「前にもいったのに!またか!」と呆れ、もっと厳しく言い聞かせなくては!叱らなくては!という意識が働きます。
 
 
ですが、厳しく叱ったりすればするほど、発達凸凹のお子さんは自信がなくなり、「自分はいつも怒られる」「どうせ自分はできない」とネガティブな感情を溜めてしまうのです。
 
 
そして、脳が悪い方向に発達をして、手がつけられないほど反抗的になっていったり、うつうつしてメンタルが悪くなったりして発達障害から派生する「2次障害」になることがあるんです。
 
 
怒鳴ったり厳しく罰したりしても、ただ嫌な思いが残るだけで、本当に悪いことをした、と思わないことも多いです。
 
 
だからこそ、発達凸凹の子どもの脳に効果がある叱り方や罰の与え方、褒め方を発コミュの講座の中でお伝えしています。
 
これまでの「しつけの子育て常識」が身についてたMさんは発コミュの新しい方法を学びました。

 
 
ですが、頭では理解しているつもりでも気持ちがついていかないことがありました。
 
 
「本当にこれでうまくいくの?むしろハチャメチャにならないか?」
 
 
と、心のどこかで疑っていたとのこと。
 
 
「もっと厳しくしつけるべき。甘い!」と周りから言われたりして、自信をなくして元のように厳しく叱っていた時期もありました。
 
 
それでうまくいかず、壁にぶつかるたびにご相談いただき、一緒に会話を重ねながら、どうして厳しく叱らない方がいいのかテキストを振り返ってもらい、丁寧に説明しながら、一つ一つ理解し実践を続けられました。
 
 
その結果、発コミュの方法に切り替えてみると、子どもが自分から行動し成長する姿を目の当たりにするようになりました。
 
 
子どもが変わる姿を見てMさん自身も「これまでのしつけの子育て」を少しずつ手放せるようになり、楽になったとおっしゃいます。
 
 
そして、夏休み中は発コミュの関わり方で過ごして、息子さんは謝れるようになり成長して、先生からも「落ち着きましたね!」と変わったことを認められたそうです。
 
夏休み明けの授業参観では、イキイキと積極的に挙手してみんなの前で発表している息子さんの様子に安心したMさんでした。
 
 
 

支援級を勧められたけど普通級に行った子どもがぐーんと成長した2つの褒め方

 
 
夏休み明けにぐんと成長した息子くんですが、Mさんは悪いことを指摘する子育てではなく、肯定的に関わる褒める子育てに切り替えてきました。
 
 
発達凸凹のお子さんは問題行動が目につくことも多く「褒めることなんてない!」とお母さんが思ってしまうことも多いのですが、日頃からお子さんを褒めることは誰にでもできます。
今日は私がMさんにおすすめしてきた褒め方をお伝えします。
 
 

「笑顔で子どもの話を聴く」

 
 

これだけでも子どもにはお母さんに褒められたと伝わります。

 
 
Mさんは掛け持ちして仕事していてとても忙しく、疲れ切っていました。
 
 
お仕事柄、お客様には笑顔を向けることは意識してできているけれど、家でまで笑顔でいられなかったと言います。
 
 
子どもはママが笑顔でいるだけで穏やかな気持ちになり、安心して行動が進みます
 
 
まずは、女優になって子どもに向ける顔を笑顔にして、お子さんの話を聞いてみてくださいね。
 
 

「実況中継」

 
「手洗ったんだね♪」
 

「ご飯食べたね♪」

 
「お風呂入ったね♪」
 
このようにみたままをいう実況中継です。
 
 
この声かけはお子さんに「ママは見てるよ!」とできたことを認め、それを伝える声かけになります。
 
 
お子さんはママが自分ができたところを見てくれて認めてもらい、自分はできてる!褒められた!と自信をつけていきます。
 
 

愛情ポイントアップで気がついた!子育ての自信がついたMさんの変化成長

 
レクチャーの最後で「親の接し方次第で子どもは変わる」と、聞いてはいたけれど、以前はうまくいかず、子どもへの愛情さえ薄れてしまっていたと語ってくれたMさんです。
 
発コミュを始めてレクチャー前にチェックリストをつけてみたら「愛情」のポイントがほとんどつかなかったMさん。さすがに「これはまずい!」と思ったそうです。
 
それが、レクチャーのたびに毎回行なっているチェックシートの子どもへの「愛情」のポイントがぐーんと上がって、子どもへの愛情が溢れている自分に気づけました!と、笑顔で話してくださいました。<
 
 
ママが叱ったりするのも、子どもが将来困らないでほしい、幸せになってほしい愛情からですよね。怒るママが決して愛情が薄いわけではないんです。
 
 
だけども、せっかくの愛情を伝わる形で子どもに伝えられなければ、親子の気持ちはすれ違ってしまいます。
 
 
親から引き継がれ、ご自身の中にある子育ての当たり前を自分ひとりで変えるのは本当に難しいことです。
 
 
だからこそ「変わりたい」と思った今、このタイミングを逃さないでほしいのです。
 
 
 
子どもの脳が一番変化する一番若い脳の「今」がチャンスです。
 
 
子育ての困りごとを解決して、子育てを楽に楽しくしたいママは、ぜひ一度ご相談くださいね。
 
 

支援級か、普通級か、
その悩みの前にお家で子どもの脳を
育てませんか?▼

 
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