今日は、なぜ“今”切り替え力を
身につけることが大事なのか?
についてお伝えします。
それはズバリ、
子どもがママの声を
一番受け取れる
今が一番若い脳だからです。
実は
ママの声を一番受け取れるのは
小学校の低学年まで。
つまり、8歳くらいまでは、
ママの言葉がそのまま
「自分の価値」として心に届きます。
たとえば、
「あなたならできるよ!」
と言われると、
本当に「できる気がする!」
と感じるし、
逆に、
「どうしてできないの?」
と繰り返されると、
「ぼくはできない子なんだ」
と信じてしまうんです。
ママの言葉がストレートに
子どもの脳の育ちに響いてくるんです。
ところが
小3・小4くらいになると、
少しずつ「他人との比較」が
始まります。
「友だちはできるのに、
ぼくはできない」
「ママは弟ばっかり褒める」
そんなふうに、
「メタ認知」という
自分を客観的に見られる発達段階に
入るのです。
これがいわゆる、
「9歳の壁」「小4の壁」。
この時期に入ってから
「自信をつけよう」としても、
心の土台が整っていないと、
「どうせ自分なんて」と、卑下して
ママの言葉が届きにくくなってしまう
のです。
だからこそ、
まだ素直にママの声を受け取れる
一番若い“今”こそがチャンス。
タイミングを測っている間に
あっという間に子どもは成長するんです。
まだ、8歳に満たないお子さんなら
本当にすぐに始めることを
お勧めします。
さて、8歳までの時期に、
「自分の気持ちを受け止めてもらえる」
「ママが信じてくれる」
という経験を積むことで、
思春期に入って自分の力で考え、
動ける「自立の芽」が育ちます。
実は、これが
「発達凸凹キッズが将来イキイキ働く」
ための第一歩なんです。
勉強よりも、スキルよりも、
まず大事なのは
「動ける脳」と「信じられる自分」を
育てること。
そのためには
いつでも自分は認められている
安心安全のお家だと感じられることが必要です。
お子さんができていることを認める声をかけて
いつも親から認められていると感じることができたら
お子さんの成長は加速していきます!
特に効果的なのは、お母さんの笑顔と、優しい話し方です。これだけでも、安心安全な環境を作ることができます。
疲れていたり、いそがしいお母さんはなかなか普段から意識することが難しいかもしれません。
ですが、子どもは本当にお母さんの様子をよくみています。お子さんに向ける顔を笑顔を意識して、優しく穏やかに話すようにやってみてください。
それだけでお子さんの反応はぐっと変わってきます。
やってみてくださいね!


