おはようございます!
お子さんが特定の分野に
驚くほどの集中力や知識を持っているのに、
学校の勉強や
「やるべきこと」ができないことに
悩んでいませんか?
ゲームや特定の趣味に没頭し、
興味があることはとことん調べたり、
探究心もあり
行動に移せるお子さん。
その知識の深さに、
思わず「うちの子、天才かも!」
と感じる瞬間もありますよね。
「調べたらすぐに覚えられるのに」
「やればできるはずなのに、どうして?」
ママがそう思うのは当然です。
なぜなら、その子たちは本当に高い知性と
探求心を持っているからです。
しかし、その「賢さ」の裏側で、
みんなと同じペースで、
興味のないことをまんべんなく学ぶことが
非常に苦手という特性が顔を出します。
「好き」「興味がある」が行動のエンジン。
このエンジンが動かないと、
脳は「ストレス」や「不安」を感じ、
行動にブレーキをかけてしまうのです。
私たち大人でも、初めてのことは不安です。
しかし、このタイプのお子さんは特に
見通しが立たないことへの不安が人一倍強く、
無意識のうちに「やらない」という選択をして、
自分を守っていることがあります。
通級を勧められたのは、
その「見えない壁」を
学校という集団生活の中で乗り越えるのに、
少し特別なサポートが必要だと
学校側が感じたからです。
それは、お子さんの個性を
否定するものではありません。
では、この強い不安と
「やる気スイッチ」を持つお子さんに、
どう接したら良いでしょうか?
突破口は、やはり
本人が「興味があること」と
「小さな成功体験」を繋げることです。
1.得意なことを徹底的に聞き、褒める
ママが、お子さんの「得意」や「好き」を
一番の理解者として認め、
どんどん話を聞いてあげましょう。
2.頼ることで「自己効力感」を育む
例えば、スマホやゲームの操作に詳しいなら、
逆にお母さんからお願いして
教えてもらう機会を作りましょう。
「ここがどうしてもわからないの。
教えてくれる?」
そして、
「すごいね!そんなことも知ってるの!」
「本当に助かったわ、ありがとう!」
と、驚きと感謝を伝えてください。
「人の役に立った」
「自分の知識が認められた」
という小さな成功体験は、
お子さんにとって
何よりの安心材料になります。
好きなこと・得意なことを通じて得られた
「できる!」という感覚と
「褒められた」という温かい記憶が、
やがてハードルの高いことへの
挑戦のエネルギーへと
変わっていくのです。
まずは、今日から一つ、
お子さんの得意なことを
お願いして、褒めてあげてくださいね!
では!


