前回は「できたこと貯金」をして
この一年を振り返りましょうとお伝えしました。
今年を笑顔で締めくくる!子育ての
「できたこと貯金」始めてみませんか?
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https://desc-lab.com/sasaharamirai/6372/
「当たり前だと思っていたけど、
これって成長だったんだ!」
という気づきがあれば嬉しいです。
さて、今日はその「できたこと」を
土台にして、
新しい1年をさらに楽しくする
「新しい目標の立て方」に
ついてお話しします。
なぜ目標を立てると苦しくなっちゃうの?
新年を前に
「来年こそは〇〇ができるようになってほしい」
と願うのは、親心として当然ですよね。
ですが、発達凸凹のあるお子さんの場合
一般的な目標の立て方だと
うまくいかないことが多いんです。
・忘れ物をゼロにする
・毎日30分勉強する
・お片付けを完璧にする
「◯年生なんだから
このくらいできて当然!」
「みんなできてるんだから
追いつかせないと!」
とママは思うかもしれません。
ですが、これらはお子さんにとって
「高すぎるハードル」
に見えているかもしれません。
一度「できない」と感じてしまうと、
やる気がなくなるだけでなく、
「自分はダメだ」と
自信を失ってしまうことも。
今回の提案は、どこに目標を置くか
その見極め方です。
「ちょこっと頑張りゾーン」を見つけよう!
「一人では難しいけれど、
大人が少し手伝えばできること」
成長のゴールデンゾーンを見つけましょう!
このゾーンで目標を立てると、
お子さんは「できた!」
という成功体験を積みやすく、
自分を管理する力がグングン育ちます。
【見つけ方のステップ】
1.「今、一人で100%できること」を
確認する
(例:脱いだ服をカゴの近くまで持っていける)
2.その「ほんの一歩先」を想像する
(例:カゴの中に服を入れられる)
3.「ママのちょい足しサポート」を
決める
(例:カゴの口を大きく広げておいてあげる、できた時にハイタッチする)
目標を「小さすぎる」くらいに細かくスモールステップに!
目標は、
「具体的に、小さく、すぐに終わる」
のが正解です!
勉強なら…
「ドリル1ページ」ではなく、
「鉛筆を持って名前を書く」
からスタート。
お片付けなら…
「部屋を綺麗にする」ではなく、
「ミニカー1台を箱に入れる」
だけで花マル。
準備なら…
「全部用意する」ではなく、
「教科書を一冊カバンに入れる」
だけで合格。
「そんな小さなことでいいの?」
と思うかもしれませんが、いいんです!
「できた!」という小さな自信が、
次の「やってみよう」という意欲を作ります。
来年へのステップ:目標は「変えてもいい」
目標は一度決めたら
絶対守らなきゃいけないものではありません。
お子さんの様子を見て、
「ちょっと難しそうかな?」
と思ったら、
さらに小さく簡単にアップデート
してあげてください。
【今日からできるアクション】
前回作った
「できたこと貯金」の中から一つだけ
「これならあと一歩進めそうかな?」
というものを選んでみませんか?
来年の親子の
始めの目標にしてみてください。
それでは!


