おはようございます!
今日は昨日のレクチャーでの
生徒さんからのご相談をシェアします。
お母さんがお子さんの脇について
宿題をみているとき、
お母さんが気が付いた
答えの間違いを指摘すると
怒りだしてしまうのをどうにかしたい、
素直に直してほしいんですが…
というご相談をいただきました。
宿題を頑張っているお子さんに
「ちょっと、
ここ間違っているから直してね」
何て言おうもののなら
「うるさい!」と怒り出し
プリントに怒りをぶつけながら
消しゴムをかけるので
プリントがぐちゃぐちゃになったり
やぶけちゃったり。
イライラして
宿題をするのを途中で投げ出したり。
これは発達の特性のあるお子さんに
結構あるあるの
シチュエーションです。
このちょっとだけ直せばいいだけ、
ってお母さんは思いますが
お子さんにとっては
そのちょっとがしんどいこと。
できていないことを指摘されると
否定されたと感じてしまうから
イライラして怒りだしてしまうのです。
脳の性質は車のエンジンと同じです。
活動していた脳に
一度ブレーキがかかって
止まってしまうと
もう一度エンジンをかけなおすのには
かなりパワーが要ります。
なのでなるべく、
活動している脳に
ブレーキをかけない対応がいいのです。
そこで、
3ステップの対応をお伝えしますね!
1ステップは
お母さんは間違いを指摘しないで、
一旦最後まで
プリントをやらせてしまいます。
2ステップは
プリントができたことを
「最後までできたね!」と、
盛大に褒めます。
3ステップは
間違えたところは
お母さんが消しゴムで消してしまって
もう書くだけにして
「ここのところだけ、直してみてね」
と言います。
すると、お子さんが素直に
直しに取り掛かってくれることが
多いです。
宿題をやっているなら
せっかくエンジンが
かかっている状態なので
途中で止めず、
最後まで宿題をさせてしまうこと。
いかに
「脳の活動を止めず」
「直すのは簡単だ!」と
思わせるかということがコツです。
盛大にできたことを褒めて、
その後、
子どもが難しい
消しゴムで消すことなどは
お母さんがサポートして
直しは「これだけ」やればいいんだな、
って思わせることです。
よかったらやってみてくださいね!