行動が遅い子の「不器用さ」を紐解く

おはようございます!
 
 
お子さんの行動が遅いと困る
働くママは多いですが
 
 
お子さんがどうして行動が遅いか
考えてみたことはありますか?
 
 
・何をしたらいいのかわからない
 
・目の前のことに集中しすぎて
 切り替えられない
 
・目の前の刺激に気を取られて
 違うことを始めてしまう
 
・気持ちが乗らないから動けない
 
・疲れて動けない
 
不器用さがあって動作が進まない
と、こんなことがあります。
 
 
今日は不器用な子について
お話しします。
 
 
発達凸凹がある子は
発達性協調運動障害(DCD)
合併していることがあります。
不器用だったり
運動が苦手、というと

手先が不器用とか
体育が苦手とか
運動神経が悪い、というイメージで

体の問題に思うのですが、
これは体をコントロールする
脳の問題なのです。
 
 
発達凸凹があると
脳の複数の部位を同時に使う活動が
苦手なことがあります。
 
 
運動というのは
体育やスポーツだけじゃなく
普段の生活動作にも関係します。
 
 
例えば
消しゴムで文字を消す、
といった動作でも
 
 
左手は紙を抑え
右手は紙の上を擦るように動かします。
 
その間、
目はしっかり消す対象を見ています。
 
 
消しゴムで文字を消すことは
 
 
右手で消しゴムを持ちながら
左手は紙を抑えるから
左右の手で動作が違う
 
 
目で見ながら手を動かすこと、
 
 
消しゴムを擦る力加減
 
 
これらの動作を
コントロールすることは
全て脳が行っているんです。
 
 
消しゴムで文字を消す時
私たち大人は
脳が発達しきっているので
何も考えずに動作できますが
 
 
まだ脳の発達が
未熟な子どもにとっては
難しいことなんです。
 
 
DCDと言われる障害は
報告により2〜20%と
発生頻度は異なるのですが
 
 
決して珍しいものではなく
多くの子どもに合併しているんです。
 
 
これから数日に渡り
発達凸凹の子どもの
不器用さについて
お話をしていきますね!
 
ではまた明日!
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