軽度知的障害の子どもが友達にけがをさせて大ショック!自分で行動を考え友達関係の学びにできたママのサポートとは?

一昨日は帰宅時間になっても
なかなか帰ってこない娘。

遅いなーと思っていたら、
泣きながら娘が帰ってきました

「お母さん、友達にけがさせた…

と言うなり、
ベッドに突っ伏して泣き出しました。

話を聞くと
階段で一緒に帰ろうと誘おうとして
後ろから友達のランドセルを押したら

バランスを崩し階段から落ちて
足を打って
歩けなくなってしまった。

「骨折れちゃったかな・・・」

と、責任を感じて
不安で一杯の顔でした。

 

話を聞いている最中、
先生からお電話があり
ことの顛末を説明してくださいました。

およそ娘が話してくれた通りでしたが
他のお友達が周りにあつまって

騒ぎになったので
あつまってきた子たちに

先生が「帰ってください」と
声をかけたら娘も帰ろうとしていて
自分の状況が
よくわかっていなかったこと

先生に促され、お友達に謝れたこと

お友達も娘がわざとやったことではない
理解してくれたこと

先生が娘に話をしている時から
泣き出してしまって

ショックが大きかったようなので
メンタルが心配で…と
お電話をくださいました。

夕方は一人お気に入りの
キッズYouTubeチャンネルを
見ていましたが

食事の時間になったから声をかけ
タブレットの電源を切ったら

「これを見ていると楽しいから、
さっきのこと忘れられるの」
と言い、涙目。

明日学校に行きたくない、とか
不安な気持ちを話し始めました。

気になるよねー。
心配だよねー
そうなんだねー。
わかるよー。

と、ひたすら同意共感して
話を聞きました。

聞く中で、そのお友達が
隣のクラスだけれど
毎日のように
一緒に帰宅する子であったこと

同じクラブ活動で知り合って
話をするようになったこと

その子のお母さんに
もう私と遊んじゃだめ!って
言われるんじゃないか

など、お友達の新しい情報
胸のつかえになっている
心配ごとを話してくれました。

娘と会話しているうちに、
「やっぱり、明日学校に早くいって
〇〇ちゃんに謝る!」

と、自分で決められました。

その場で友達に謝ったことは
実は混乱の中、先生に促されたことで

本当に自分で謝りたいと感じて
行動したことではなかったのでしょう。

話を聞いてあげるだけで、
状況を整理できて
「友達に謝る」と決められた娘に
成長を感じました。

そして、昨日は晴れやかな顔で帰宅です。

お友達も元気に学校にきていて
病院にも行かなくて済んだとのこと。

けがしたところは
友達はまだ痛いけれど、
大したことがないと言っていたこと。

支援級の先生が夕方電話をくださり
謝りに行った時の様子
教えてくださいました。

自分でお友達のところに行って、
今度は階段じゃなく、

靴箱までおりてから声をかけて
昨日の出来事を謝り
一緒に帰ろうと話していたとのこと。

遠巻きに見ていた二人の様子が
ほんわかしていて、
とっても良かったんですよー!

と、話してくださいました。

失敗から自分で学んで
行動して
また一つ成功体験が増えました。

周囲の理解や少しのサポートがあれば
場面の状況判断が上手にできなかったり
力加減ができなかったり

脳の発達凸凹の弱さが原因で
失敗してしまっても

自分でこの後を
どうしたらいいか考えることもでき

日々こうして体験したことを
積み重ねながら
学びにして成長することを
実感した出来事でした。

 

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