小さな我慢で限界なママが知るべき「心を守りながら相手に伝える」話し方

先日、SNSで
大きな共感を呼んだ投稿がありました。

こんな内容です。

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自分の誕生日に義母からもらった
ドーナツの商品券を、
家族が当然のように山分けしようとした。

子どもは
『えー、何食おうかな』と悪気なく言っただけ。
でも、こんな些細なことで、
もうどうでも良くなってしまった。

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なぜ、誕生日に義母から
もらった商品券を
家族で分けようとしたこと、
たった一言が、
心を深く傷つけてしまうのでしょうか?
実は、この投稿には
他にこんなことが書かれていました。

・自分だけ個室がない

・食卓にいつも最後につく

・夫は友達にいつでも会えるのに、
 私は親にすら会えない

・夫に頼んでも
 私の写真を撮ってもらえないから
 私が写っている写真がない

これは日々の小さな我慢が、
一滴づつコップに溜まる
しずくように溜まって
ついに溢れてしまったから
こうなるのです。

この方の心の中には、
「自分は家族から大切にされていない」
というメッセージが、
ずっと蓄積されていました。

 
そして、
最後に小さな一押しが加わることで、
感情は限界を超えて爆発してしまうのです。
 

察してほしい、をやめるだけで
人生が変わる

 
多くの場合、私たちは
「家族だから、
言わなくてもわかってくれるだろう」
という期待に頼ってしまいます。

これが、不満が溜まる一番の原因です。

 
しかし、残念ながら、
夫も子どもも、

あなたの気持ちや期待を
完全に察することができません

あなたの願いは、言葉にしない限り、
相手にとっては
存在しないものと同じなのです。

 
この「言わずに察してほしい」
というやり方から卒業し、
自分も相手も大切にする
新しい伝え方を始める必要があります。

 
怒鳴らず、自分を責めず、正直に伝える「話し方」
これから身につけるべきは、
「わがまま」でも
「相手を攻撃する言葉」でもありません。

それは、
「自分の気持ちを守りながら、
相手への配慮も忘れない」
ための話し方です。

では、どうやったら
相手に伝わる言い方に
できるのでしょうか。

それは、

「私」を主語にして
その事実で
自分がどう感じたか伝えます。

これを「アイメッセージ」と言います。

このケースは
家族にこんなふうに伝えてみては
どうでしょうか。

「お義母さんが私の誕生日に
この商品券を贈ってくれたこと、
とても嬉しい!

せっかくのために選んでくれたから、
この商品券は
が本当に食べたいものを、
一人でゆっくり選ぶ時に使いたいわ。

家族みんなで食べる分は、
今度、別の機会に
買ってきてみんなで食べようね。」

いかがでしょうか。

長年の我慢する癖は
一回で変わりませんが
続けていくことで
変化が見られるはずです。

相手を変えるには、自分が変わる。

もし爆発してしまって
自分が我慢の限界にいると
気づいたのならこれはチャンス。

自分の希望を伝えていきましょう。
まずは行動を
一つ変えることからやってみませんか?

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