帰省してじいじ・ばあばに「子育て」を責められた時の2つの戦略

いよいよ年末ですね! 仕事納めを終えてホッとしたのも束の間、 今度は「家族のイベント」という第二の本番が始まりますね。
 
特に今年はカレンダーの関係で長い休みの方も多いです。
遠くの実家や義実家へ帰省される方も多いのではないでしょうか。
 

普段、お仕事で忙しいママにとって、 子育てを助けてくれる
じいじ・ばあばの存在は本当にありがたいもの。

 

「いつも助けてもらって、頭が上がらない」 という働くママも多いですよね。
 
 
発達凸凹キッズを育てるママたちの
お悩みの一つにじいじ・ばあばとの関係もあります。

 

「ありがたい。
 けれども、会うと正直しんどい」

そんな風に感じることはありませんか?

 

帰省が「修行」になってしまう理由

 

子育ての考え方のギャップ

ママは「褒めて伸ばす」を
頑張っているのに
昔ながらのしつけの子育てで

「厳しくしないからワガママになるんだ」と、一喝されることがあります。
 

頼っている負い目と言えない本音

 
「いつも面倒を見てもらっているから」

「仕事を応援してもらっているから」

と、自分たちのやり方を否定されても
反論できず、飲み込んでしまうケースも
多いのではないでしょうか。

 

実の親は遠慮なし

 
実家の親に自分まで子ども時代のように叱られ、親子二代で否定されているような気持ちになる。
 
これでは、休まるはずの休みが
ストレスいっぱいの「修行」のように
なってしまいますよね。
 
じいじ・ばあばが、可愛がってくれるタイプなのか、それとも厳しいタイプなのかで、これも大きく変わってきます。
 

やはり、厳しいタイプであると、発達凸凹のお子さんには合わないことが多く帰省先でより一層発達の特性が目立ってしまうことにもなりかねません。

 
すると、お母さんにも
大きなストレスかかかってしまいます。
 
 

いつものペースでいられなくなり、どれだけ「叱らないように」と思っていてもお子さんを叱らずにはいられない状況になってしまいます。

 
こうなってもしまってもお母さんは悪くありません。
ご自分を責めないでくださいね。
 
 
だけども、ペースを乱される前に
できたら先手を打っておきたいですね。
 
 
次項では久しぶりの帰省で、発達特性に理解がないじいじ・ばあばに合わせる時にママが持っておいてほしい2つの戦略をお伝えします。
 
 

発達特性に理解がないじいじ・ばあばに発達凸凹キッズを合わせる時の戦略

 
 

1:子どもの特性に合わせた方法を実際にやって見せる

 

例えば、親戚の家に訪問するときなど、新しい場所が苦手でいきたがらない子なら

「〇時に家を出て、〇時にバイバイするよ。」

というようにスケジュールを

メモやスマホで先の予定を子どもに見せている姿。
 
その時に
話して聞かせて伝えるより、見せて伝えたほうが見通しが持てて安心するんです
と話しておくといいでしょう。
 
うまく行った姿とセットで理由を話すと、ただ闇雲に甘やかしているのではなくママの行動には意味があることが伝わります。
 
 

2:適当に息抜きをする

 
何か言われてしまうこともあるし、お子さんもいつもと違う環境に居心地悪くストレスを感じていることがあるでしょう。
 
みんなに合わせて一緒に過ごすのが辛い子もいるけれど
「こんな時くらい我慢しなさい」
と言ってもできないのが発達凸凹の特性なのです。
 
ぜひ、ママもお子さんもストレスを感じたら一人になれる時間を取ることをお勧めします。
 
ちょっと買い物、でも、食べすぎたから散歩、でも、なんでもいいので、外に出たり
お子さんにはいつもの大好きなゲームを好きなだけやらせてもいいと思います。
 
自分自身の心を後回しにせず
「今は無理をしない」と決めることは大切なお子さんを守ることと同じなんです。
 
 
じいじ・ばあばにどう思われるかより
ママと、目の前のお子さんが笑っていられることを大事にして、良き思い出にしてくださいね。
 
タイトルとURLをコピーしました