2025年も、残すところ
あとわずかとなりました。
そろそろ来年度の足音が聞こえてくる
この時期。
冬休みの慌ただしさの中で、
ふと、こんなふうに
思うことはありませんか?
「この子が、大人になる頃、
社会はどうなっているんだろう?」
「今の育て方で、本当に
この子の未来は大丈夫なのかな……」
もし、そんな「正解のない不安」を
感じていたとしても当然です。
実は、ある調査によると、
8割以上の親が
「子どもの将来に不安を感じている」と回答しています。
さらに、発達凸凹のお子さんの
ママに限れば、
その割合は9割を超えています。
私自身も、一人の親として
「これでいいのかな」と
正解がわからなくなることがあります。
特に発達特性のある子育ては、
セオリーの通りにはいかない連続。
いつも迷い、悩みながら、
一つひとつ決断している毎日です。
ですから、今あなたが感じている
モヤモヤは、あなたがママとして
「この子の特性をどう守り
どう伸ばせばいいのか」
真剣に願っているからこそ湧き上がる
深い愛情の証なんです。
今の時代は、私たちの親の世代とは
決定的に違う点があります。
それは、「これさえやれば一生安泰」
という“正解のレール”が消えてしまったこと。
AIが進化し、昨日までの常識が
明日には古くなる。
そんな「正解のない時代」は、
一見すると発達凸凹の子にとって
過酷に思えるかもしれません。
ですが、実は逆なのです。
「みんなと同じ正解」がなくなったからこそ、この子たちの「独特な感性」や「こだわり」が武器になる時代が
やってきました。
だからこそ、いま身につけてほしい力が「レジリエンス」です。
発達凸凹の子育ては毎日のように
「想定外」が起きますよね。
パニック、学校でのトラブル、
登校しぶり……。
そのたびにママの心は削られ、
折れそうになるかもしれません。
ですが、レジリエンスとは、鋼のような強い心を持つことではありません。
「転んでも、また起き上がれるから
大丈夫」という折れないしなやかな心です。
凸凹があるからこそ、
人よりたくさん転ぶかもしれません。
ですが、「失敗させないように」と
先回りして道を平らにしてあげるより、
「転んでもこうやって
起き上がればいいんだよ」
という姿をママが見せてあげること。
「いたーい!でも、次はどうしようか?」と親子で笑い合える関係。
そんな「しなやかさ」さえあれば
どんな時代になっても、
お子さんは自分の特性を味方につけて
自分の道を選び取っていけます。
「何度でも立ち上がる子にする」
そう決めると、子育てが少しだけ軽くなりませんか?
新しい年を迎える前に、まずは
「正解のない凸凹道を
一生懸命歩いてきた自分」を
たっぷりねぎらってあげてくださいね。
明日は、AI時代だからこそ価値が上がる
発達凸凹キッズの感性を生かした
「人間にしかできない最強のスキル」についてお話しします。
どうぞお楽しみに!


