子どものレジリエンスを育てる秘訣はママの「頑張る」卒業?娘の葛藤から学んだこと

昨日は、正解のない時代を生き抜く
レジリエンス」についてお話ししました。

「正解」を手放したほうが
発達凸凹の子育てはラクになる!
https://desc-lab.com/sasaharamirai/6469/

実はこのところ、
私の娘が少し疲れてしまっていました。

周りについていこうと頑張りすぎて、

「みんなより遅れている」

「もっとやらなきゃ」

という思いと、できないジレンマにもがき苦しんでいたんです。

そんな娘の姿を見て、私は反省しました。

「頑張ることは素晴らしい」という
私自身の価値観が、
知らず知らずのうちに
娘を苦しませていたのかもしれない、と。

だから、私は娘に何度も伝えています。

「一人ひとりみんな違うんだから、
苦手なことを無理やり頑張らなくていい。

それより、あなたの好きなことを
大事にしていこう

学校にいると、どうしても周りと比べて焦ってしまうけれど、

足りない部分を見るのではなく、
自分のいいところを見てほしい。

純粋さ、優しさ、一生懸命なところ、素直さ。

おしゃれや音楽、アニメやゲームが好き。

彼女には、周りの人から可愛がられる最高の強みがあります。

好きなことを楽しそうに話してくれる時の、あのキラキラした顔こそが
彼女の本来の姿だと思うんです。

そして、娘を見ていて
気づいたことがあります。

人生折り返しになり、私自身も「頑張る」前に「楽しむ」ことこそ、
子育ての後半戦に大事なことなのかなと思っています。

最近、縁あって社会人のバンドコミュニティに参加し始めました。

そこで出会ったのは、好きなことにエネルギーを注ぎ、キラキラと輝いている大人たち。

学生時代にやっていた楽器を再開する人、全く新しい楽器に挑戦する人。

背景は様々ですが、
好きなことに没頭する姿は、
まさに「生きる活力」そのものでした。

もちろん、
楽しそうに見える人たちだって、
一人ひとり色々なものを
背負って生きています。

それでも、好きなことさえあれば、
そこから新しい繋がりが生まれ、
何度でも挑戦できる。

これこそが、AIには真似できない
人間ならではのレジリエンス」だと
思うのです。

人が持っている感情
その人の歩んできた歴史、そして記憶。

それは効率化を求める
AIにはない私たちだけの強みです。

いつも子育ても仕事も忙しくて、
自分を振り返る余裕なんて
ないかもしれません。

ですが、
少し時間のある年末だからこそ、
ママにも振り返ってほしいのです。

「自分の好きなこと、喜び、楽しかったことってなんだろう?」

ママが「頑張る」だけでなく、
人生を楽しむ姿を見せること。

それが、お子さんに
「好きなことを見つけ、挑戦する勇気」
を与える、最高のお手本になります。

お時間のある時にぜひ振り返ってみてくださいね!

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