家ですぐに怒る息子が園で見せた意外な姿
実は、昨日
年長になる息子を
保育園に送っていったのですが、
そこで、息子も
隠れ繊細さんだった!
ということが判明しました。
(わが家は3人きょうだいで、
小6の娘、小1の息子、
年長の息子がいます^^)
新1年生になった
真ん中の息子が
繊細なタイプだというのは、
誰が見ても思うのですが、
正直、普段は
言いたこと言いたい放題、
友達にもツッコミを入れるほど
陽気に見えた末っ子も、
意外に繊細さんだったんだ!
とビックリする出来事が
ありました。
今日は少しだけ
その出来事をご紹介します。
朝、新しいクラスに入り、
新しい先生が優しく
「〇〇君、ガラガラうがいした?」
と、聞いてくれた途端…
なぜか、
ピタッと動きが止まり、
目をまん丸にして
少しウルウルしている息子…
「ん?どした?」と思いましたが、
少し考えて、理由が分かりました!
末っ子は、まだ
「ブクブクうがい」しかできない、
「ガラガラうがい」はできない。
きっと、
「ガラガラうがいを
しないといけない!」
そう感じた息子は、
「どうしよう…
僕、できない…」
そんな心境に
至ったのでしょう。
なので、その場で
「あ!ブクブクうがいは
できるので、一緒に
やってきます^^」
と、すかさず
笑顔で先生に伝えると、
先生も
「ありがとうございます^^」
と満面の笑み。
その後、
手洗い場に行った息子が
ポツリと一言。
「新しいことって
緊張しちゃうんだよね…」
この一言を聞いて、
普段は強気な末っ子も、
こんな一面があるんだなと知り、
何だか余計に
可愛らしく思いました^^
大人の都合で、
「この子はこんな子」って
決めつけてしまうと、
その子の本当の姿が
分からなくなってしまうかもな…
って感じる出来事でした。
実は、わがままに見える姿も
本当は不安が強くて
わがままに見えているのかもしれない。
実は、キツい言い方をするのは
本当は自信がなくて
自分を守っているのかもしれない。
目の前の子どもの
姿や言葉に惑わされず、
これからも子どもに本音を
語ってもらえる関係で
いたいなと、改めて思いました!
すぐに怒る息子は、実は繊細さんだった!
ところで、
なぜ私が息子のことを繊細だと
気づいたのかと言うと…
「言葉を深読みしている」
と、思ったからです。
HSC(Highly Sensitive Child)、
人一倍敏感な子の4つの特徴として、
下記のものがあります。
①深く考える
②過剰に刺激を受けやすい
③共感力が高く、感情の反応が強い
④些細な刺激を察知する
人一倍敏感な子には、
この4つが必ず当てはまるそうです。
もし、うちの子もHSCなのかも?
と思われた方は、参考までに
こちらの『23のチェックリスト』も
やってみてください。
*どちらかといえば当てはまる場合、
過去に多く当てはまっていた場合は「はい」
全く当てはまらないか、
ほぼ当てはまらない場合には、
「いいえ」と答えてください。
1.すぐにびっくりする
2.服の布地がチクチクしたり、靴下の縫い目や服のラベルが肌に当たったりするのを嫌がる
3.驚かされるのが苦手である
4.しつけは、強い罰よりも、優しい注意のほうが効果がある
5.親の心を読む
6.年齢の割りに難しい言葉を使う
7.いつもと違うにおいに気づく
8.ユーモアのセンスがある
9.直感力に優れている
10.興奮したあとはなかなか寝つけない
11.大きな変化にうまく適応できない
12.たくさんのことを質問する
13.服がぬれたり、砂がついたりすると、着替えたがる
14.完璧主義である
15.誰かがつらい思いをしていることに気づく
16.静かに遊ぶのを好む
17.考えさせられる深い質問をする
18.痛みに敏感である
19.うるさい場所を嫌がる
20.細かいこと(物の移動、人の外見の変化など)に気づく
21.石橋をたたいて渡る
22.人前で発表するときには、知っている人だけのほうがうまくいく
23.物事を深く考える
13個以上「はい」なら、
おそらくHSCだそうです。
ただ、たとえ「はい」が1つか2つでも、
その度合いが極端に強ければ、
お子さんはHSCの可能性があるそうです。
ちなみに、
わが家の年長の息子は13個、
小1の息子は20個、
小6の娘は12個でした!
私の実体験から言うと…
小6の娘と年長の息子は、
ストレスが溜まってくると
「泣く」よりも「怒り」として
出てきやすいタイプ。
対して、小1の息子は、
ストレスが溜まってくると
「泣く」「黙ってスネる」
タイプだなと感じています。
そして、どちらのタイプにしても、
素直に本音を話せたら、
グーンと生きやすくなると
思いませんか?
繊細な子が本音を話す『心に触れるマインドボイス』
では、繊細な子が
本音を話してくれるために、
周りの人はどんな対応をすればいいのか?
その前に、少し
『心に触れるマインドボイス』を
説明させてください^^
『心に触れるマインドボイス』は、
私、渋沢明希子が、
自分の幼少期の体験から思春期、
社会人、母親になってきた過程で、
自ら体験し、試行錯誤し、
自分の子どもにも試してきた『言葉』です。
自己流で創り上げてきた自らの実体験を、
発達科学コミュニケーションという
「脳科学」「心理学」「教育学」の
いいとこ取りをした
科学的に整理されたメソッドと
掛け合わせることで、
誰にでも簡単にできて、
すぐに効果が出る
メソッドにしたものです^^
人の気持ちや空気を敏感に感じ取り、
頑張りすぎたり
自分の本音を押さえてしまう子が、
周りの人へ素直に本音を伝えられる、
そして、
生き生きと行動できるようになる!
そんな『声』のことです^^
さて、それでは
さっそく繊細な子が本音を言ってくれる
『心に触れるマインドボイス』をご紹介します!
それは、
『当たり前にしていることを
笑顔で堂々と肯定する』です^^
ここで、ポイントなのが、
『ママが当たり前と思っていること
ではない!』ということです。
そして、
『人と比べた当たり前ではない!』
ということです。
さらに、
『本音が言えない場面で言う』
ではなく、
『普段の声かけとして言う』
のが大事です^^
例えば、今回の事例で言うと、
『ブクブクうがい』をする場面で
息子は本音を言ってくれましたが、
この場面では私は何も話していません。
あの場面では、私が先生に
笑顔で息子のできることを
伝えただけです。
それでも、普段の声かけを
『心に触れるマインドボイス』に
変えていることで、こんな場面でも
息子は本音を話してくれました^^
なので、皆さんも、
普段の声かけの中で、
『お子さんが着替えようとした時』
『ご飯を食べようとした時』
『トイレに行こうとした時』
「着替えようとしてるね」
「ご飯食べようとしてるね」
「トイレ行こうとしてるんだね」など
『ママは君のいいところを
知ってるよ〜』
『誰に何を言われても、
君は最高だよ〜』
という気持ちで、
たくさん伝えてあげてください^^
それだけで、
お子さんは素直に本音を話して、
動いてみようかな?
挑戦してみようかな?って
なるものですよ^^
今日からすぐにできるので、
ぜひ、試してみてくださいね!