「また兄弟喧嘩!?もう限界…」そんなママへ。
兄弟喧嘩に疲れ切っていませんか?
兄弟喧嘩が毎日のように続いて、けしかけるのはいつも同じ子…。
やられる方が可哀想すぎて、庇えば庇うほど、叱れば叱るほど逆上してどうにもならなくなってしまう…。
イライラしながら喧嘩を止めようとすると「ママは〇〇の味方ばかり!」「自分だけ怒られるのは不公平!」と言われてしまい、どうにもならず怒鳴ってしまう…。
もう疲れた…私こんなに誰かに怒鳴ったことない…
もうやだ、私の子育て、間違ってるのかな?
そんなふうに感じてしまうママへ。
今日は、ADHD傾向のある子の兄弟喧嘩に隠れた心理と、ママが今すぐできる対応の“順番”をお伝えします♪
こんな兄弟喧嘩なら要注意!〜ストレスが原因かも〜
子どもはストレスが溜まると弱いもので発散しようとします。
兄弟喧嘩は普通にあるものですが、片方を異常に攻撃するなどがあればそれは要注意!
ストレスが溜まっているサインかもしれません。
例えば、ケンカをふっかける側の子に、こんな傾向はありませんか?
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思い通りにならないとすぐ癇癪
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やるべきことを後回しにしてYouTubeばかり
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怒られることが多く、自己肯定感が下がっている
これが、「ストレスが溜まっているサイン」なんです。
ADHDタイプの子は、普段から「叱られる」「注意される」ことが多いんです。
というのも
・話を聞いていなくて叱られる。
・集中できずに注意される。
・身の回りの整理整頓ができずにいつも汚いとか綺麗にしなさいと叱られる。
・誰かを遮って話して叱られる。
などなど全て無意識の行動なのですが、悪目立ちして怒られてしまいます。
毎日毎日言われてしまうので、それがストレスとして溜まっていきます。
そしてストレス発散しようとして、下の子を必要以上に攻撃する。
けれども兄弟を攻撃すればするほど、ママからきついお叱りが飛んでくる。
もうこれ、悪循環なんです…。
けれども、諦めなくても大丈夫!
ストレスが溜まっている子にしっかりと対応をしてあげると兄弟喧嘩は落ち着いていきます!
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兄弟喧嘩を減らす2STEP!!
🔶 Step1:叱るのを、やめる。
まずは、「問題行動」に見えるその行動の裏にある“助けて”のサインをキャッチしましょう。
ストレスMAXの子は脳の凸凹からの行動が強くでます。
だから困った行動を繰り返している状態なんです。
そこに何度も叱るのはNG!
大事なのは「行動を止める声かけ」ではなく、「行動を起こさせない関わり」が必要だからです。
🔶 Step2:肯定的な声かけ!
叱られてばかりの子に必要なのは、ストレスの緩和です。
否定は子どもを萎縮させ、態度を悪化させます。
だから肯定をしてあげることでストレスを抜いてあげましょう!
「今日、◯◯できたね」
「あなたがいて助かったよ」
そんな小さな一言の積み重ねが、ストレスでいっぱいの子どもの心を落ち着けていきます。
この2つのステップで、癇癪や兄弟への攻撃性がグンと落ち着いていく子は多いです。
✅ まとめ
兄弟喧嘩は、どこの家庭にもあるものです。
けれどもし、「いつも一方がイライラしてぶつかっている」なら、それはSOSのサインかもしれません。
今日お伝えした
1、叱らない。
2、肯定的な声かけ
この順番を大切に、お母さんの関わりを少しずつ変えてみましょう。
執筆者:梅村やよい
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)