ADHDタイプの子どもが怒りやすくなる背景には「幸福度」の影響があります
私はカナダに住んでいますが、カナダ人は明るいし嫌味がないなぁといつも思います。
カナダ人の友人たちも、何かあったとしても素敵な言葉をかけてくれます。
カナダは幸福度が高い国として知られていますが、その要因はやはり人です。
人々の幸福度が高く、周りが明るいと、私自身も気持ちが前向きになります。
まさに幸福度が幸福度を呼ぶ相乗効果ですよね。
実はこの幸福度は、ADHD特性のある子どもの子育てとも深く関係しています。
なぜなら、脳を発達させるために必要な条件のひとつが、ポジティブな感情だからです。
子どもが安心して過ごし、嬉しい、楽しい、できた!という気持ちを感じているとき、脳はぐんぐん発達していきます。
反対に、怒られることが多く、ネガティブな感情が続くと、感情コントロールが難しくなり、怒りが強く出やすくなります。
だからこそ、ADHDタイプの子どもの怒りを理解するためには、「怒りそのもの」だけを見るのではなく、子どもの幸福度という視点を持つことがとても大切なのです。

幸福度が下がると、ADHDタイプの子どもの怒りは強くなりやすい
怒りやすいADHDタイプの子どもは、怒るようになっている時点で、幸福度がかなり下がっている状態だと思ってくれていいと思います。
ADHD特性のある子どもは、行動面で
・落ち着きがない
・動き回る
・体の一部を常に動かす
・話を聞いていない
などの様子が見られることがあります。
そのため、どうしても注意や叱りを受ける回数が多くなってしまいます。
すると子どもは「また怒られた」「自分はできない」と感じ、自信を少しずつ失っていきます。
自信が下がると幸福度も下がり、脳から出る特性がさらに強く出やすくなります。
その結果、感情コントロールが難しくなり、イライラが止まらない状態になり、
怒りが止まらなくなる…という悪循環に入ってしまう子どもがとても多いのです。
でも忘れないでください。ADHDタイプの子どもたちは、
本来はとても明るく元気で、キラキラと目を輝かせるポジティブな気持ちを持った子どもたちです。
怒りが強く見えるときは、その子の本質ではなく、幸福度が下がっているサインであることも少なくありません。
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ADHDタイプの子どもの怒りは「幸福度を上げる関わり」で変わっていきます!
私が常々お伝えしている「肯定の声かけ」は、子どもの幸福度を上げ、ポジティブ感情を増やしていく関わり方です。
子どもの行動の中にある「できていること」「頑張っていること」を見つけて声をかけると、子どもは「自分はできる」と感じられるようになります。
そして声かけによって成功体験が増えると、子どもは少しずつ自信を取り戻していきます。
自信が育ち、幸福度が上がると、脳の発達も進み、感情コントロールの力も育っていきます。
すると今まで止められなかった怒りも、少しずつ落ち着いていくようになるのです。
怒りを無理に止めようとするのではなく、子どもの幸福度を上げる関わりを増やすこと。
それが、ADHDタイプの子どもの怒りを変えていく大きなポイントです。
そんな幸福度が高まる親子のコミュニケーションが、発達科学コミュニケーションです。
怒りに悩むお母さんにこそ知ってほしい関わり方です。
もし「もっと知りたい」と感じられたら、いつでもメッセージしてくださいね。
執筆者:梅村やよい
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)




