時々こんなことを考えます。
もしも息子が、
みんなと同じことができる
いわゆる「普通の子」だったら…。
きっと今も、カナダに住みながら
カナダの子育てや教育のことを深く知らずに
日本のしつけを続けていたかもしれない。
子どもは特別なことをしなくても
言い聞かせれば
返事をする。
座って食べる。
集団の中では
周りに合わせて行動する。
そんなことが自然にできるようになると
信じていたから。
それが普通だと
思っていたから。
だけど、息子は違う。
私が子どもの頃から
当たり前にしてきた
毎朝
「行ってきま〜す!」と
学校へ行くことも
普通にみんなと同じように
勉強をすることも
うまくできない。
「なんで?なんでできないの?」
すごくすごく戸惑い、
イライラもしました。
正直に言うと、
できない息子の気持ちより
できないことへの苛立ちが
止まらなかったんです。
できないことがおかしい。
できないことは恥ずかしい。
心の奥底で
そう思っていたからだと思います。
だから私は、
息子を一生懸命普通に近づけようと
していました。
人と同じようにできれば、
この子は将来困らないと
信じていたからです。
けれど今は
「普通じゃなくてよかった」とは
思えないけれど、
「普通じゃないって弱みじゃない」
と心から思います。
息子は
興味の持てないことには
集中することが難しいけれど、
好きなことには
とことん集中できる。
ゴミを捨てることは
すぐに忘れてしまうけれど、
飛行機の機体を見ただけで
何型機かすぐに見分けられるほど
飛行機のことは覚えている。
人と同じように行動するのは
あんまり得意ではないけれど、
実は相手をよく見て、
その人に合わせて
距離や関わり方を変えている。
学校という
今の社会の当たり前の中では
評価されにくいだけで
息子には、
好きなことを深く知る力も、
人を見ながら関わる力も
ありました。
私は息子のできないところに
気を取られ、その力を長い間
見ることができませんでした。
そして、
普通じゃない息子を育てたことで、
私自身が見ている世界も
変わりました。
もし息子が、
みんなと同じように
教室で座れる子だったら、
人と違う行動をする子を見ても、
「どうしてできないんだろう」
と、その行動を批判する人に
なっていたかもしれない。
もし息子が、
学校でトラブルを
起こさない子だったら、
トラブルを起こす子を見て
「きっと親が
きちんと教えていないんだ」
と、親子の事情を知らないまま
決めつけていたかもしれません。
普通じゃない息子を
育ててきたから
カナダの教育の素晴らしさを
深く知ることができました。
学校だけではない
学び方に出会い、
息子の「好き」を見つける
旅育を、私自身も楽しめるようになりました。
私が必死に直そうとしていた
息子の「普通じゃなさ」が、
私の見える世界を
広げてくれました。
もし今、
%LAST_NAME%さんが
普通と違うお子さんに振り回され、
もう疲れた。
どうして、
うちの子だけできないの。
と感じているのなら、
その気持ちを
責めなくていいと私は思います。
▼子育てもう疲れた…!を卒業する
カナダの子育てBOOK
この子が将来困らないように
それだけ真剣に、
お子さんの未来を
守ろうとしてきたからです。
今すぐ、
お子さんの違いを
強みだと思えなくても構いません。
本人や周りが
本当に困っている行動は、
これからも少しずつ
育てていきながら
一方でお子さんが
夢中になっていること。
自然に覚えていること。
その子なりに
人を思いやっているところ。
そんな
お子さんの「強み」も
一つづつ見つけていく。
私は、そんな子育てを
%LAST_NAME%さんと
一緒にしていきたいと思っています^^
もし今、お子さんの中に
伸ばしてあげたいところが
一つ浮かんだら、
「私は、この子の〇〇を
伸ばしたいです」
と、このメールに
一言返信してもらえませんか?
優しいところ。
明るいところ。
好きなことに
夢中になれるところ。
整った文章は必要ありません。
%LAST_NAME%さんが、
困った行動の奥に見つけた
お子さんの姿を、
私にも教えてください^^
今日で、私のカナダでの
凸凹子育てストーリーはおしまいです。
最後まで読んでくださり、
本当にありがとうございました。
普通じゃないって、
弱みじゃない。
普通じゃない息子を
育ててきた今、私は心から
そう思っています。
ではまた!




