発達障害グレーゾーンの子どもの困りごとはお母さんが解決!我が子の専門家になれる発コミュ対応とは?

困りごとが絶えない発達障害グレーゾーンの子育て。その中の1つが「どこに相談しても解決できない!」というお悩みです。実は困りごとを相談しなくてもおうちで解決できる方法があります!そこで今回は子どもの困りごとをお母さんが我が子の専門家になって解決する発コミュ対応についてお話しします。
 

【目次】

 

1.子どもの困りごとを相談しても解決できないことに悩んでいませんか?

 
 
子育てをしていると困りごとって絶えないですよね。

とくに発達障害グレーゾーンの子育てをしていると

・どこに相談しても具体的な対応を教えてもらえない

・相談先によってアドバイスがいろいろで迷う

・今起きている困りごとは発達障害の特性なのか、成長過程からくるものなのか判断できないので、見守るべきかしつけるべきかわからない

 
 

こんな風に困りごとが解決できないことに悩んでいませんか?

 
 

発達障害グレーゾーンの子育てをしていると、

・子どもの担任の先生

・小学校のスクールカウンセラー

・地域の療育先

などに子どもの困りごとを相談したことが一度くらいはあるのではないでしょうか?

 
 

どうしても子どものできていないことばかり目について「なんとかできるようにしないと!」ともらったアドバイスをいろいろ試しているお母さんもいるかもしれませんね。

 
 

実際やってみて一時的に良くなるかもしれませんが、

困りごとを繰り返している

別のシーンで対応できない

など、なかなか減らない困りごとに疲れてしまっていませんか?

 
 

ただ闇雲に「子どものためを思ってやってみる」という対応が子ども本人だけでなくお母さんが疲れてしまっている原因かもしれません。

 
 

なぜかというと、お母さん自身と相談先それぞれのゴール設定が違うこともあるからです。

 
 

どこに相談しても最終決定はお母さんがしないといけないですし、お母さんが我が子にあう対応がわからないままでいると最終決定を見誤る可能性があります。

 
 

ですから、 子どものためと言われたアドバイスを実践しても解決するどころか悪化してしまうこともあるんです。

 
 

そこで今回は、子どもの困りごとをお母さんが我が子の専門家になって解決する発コミュ対応についてお話しします。

2.相談しても解決できなかった我が家の事例をお話しします

我が家には小3の息子がいます。

 
 

息子は1才になっても1才半になっても1語も喋らず、乳児健診にいくのが とてもイヤでした。

 
 

息子がなかなか喋らないことを突っ込まれるかと思いましたが、こちらの言うことは理解できているようだし、様子をみましょうという時期が続きました。

 
 

ネットで調べると、発達障害の情報ばかり出てきてどんどん不安だけが大きくなり、このままでは息子と楽しく過ごせなくなってしまうと思い、検索することは控えました。

 
 

2才半になってようやく1語出始め、一気に言葉が増えていき3才になる頃には周りのお友達と変わらないくらい喋れるようになりました。

 
 

言葉の面で安心する一方で、

おもちゃの貸し借りができない

手は出ないけど近づきすぎる

力加減が苦手で悪気はないけど強くぶつかってしまう

など、一緒について回らないと危なっかしいことばかりでした。

 
 

他のママたちは子どもと少し離れたところでおしゃべりしていても平気な様子。自分はなんでこんなに子育てが大変なんだろうと違和感がありました。

 
 

当時の息子は、思い通りにならないと怒り出し、その勢いは手が付けられないほどでした。

 
 

落ち着きもなくじっとしていられないので1日入園の時は入園を断られるのではないかと不安があったほどです。

 
 

そんな様子をみた担当者に、一度地域の発達相談をうけてみたらどうかと勧められました。

 
 

そこで初めて発達凸凹の可能性もあるから行動面や情緒面で対応をした方がいいと言われ、その先生の療育センターでの受診も勧められました。

 
 

子育ての違和感の原因がわかってホッとした自分と「受け止めきれない」不安な自分がいました。

 
 

「わが子が発達障害かもしれない」というショックを抱えていたものの今から対応を始めれば良い方向になるはずと早めに気づけたことが良かったと自分に言い聞かせて予約を入れました。

 
 

3ヶ月後、たまたま療育センターに空きがあり、発達検査が受けられてASD(自閉症スペクトラム)と診断されました。

 
 

そのとき「限りなくグレーに近いけど診断するとしたらASDかな」と担当医に言われたことは今でも忘れられません。

 
 

わかっていたつもりだったけど、やっぱりそうなんだ。「診断されちゃってどうしよう」と不安な自分がいました。

 
 

小学校入学までに凸凹の特性を埋めていけたら良いのかも、と前向きに捉え、そこからOT、ST、SSTのトレーニングに月1〜3ヶ月に1回のペースで予約が取れれば通うことになりました。

 
 

幼稚園とも連携をとり、療育の様子も報告するなど息子の環境を整えていきました。

 
 

ところが私の想像を超えて次々と幼稚園から報告がありました。

 
 

息子が集団に馴染めない、思い通りにならなくて暴れる、物を投げるなど息子さんにはどう対応したらいいか療育先からアドバイスもらってますか?と。

 
 

じゃあ、次回聞いておきますとすぐに対応できない自分がモヤモヤしました。

 
 

それでも成長とともに落ち着けるようになってきたかなと思うと、また荒れたり。幼稚園へ行くのを嫌がることが日に日に増えていきました。

 
 

このままでは

・小学生になっても解決できないんじゃないか

・不登校になったりするんじゃないか

と年長の時に不安になり、療育先で相談していましたが
今できることはなくそのまま様子をみて月日が経っていきました。

 
 

そして小学校入学。1クラス12人で補助の先生もいることから通常級でもやっていける、息子は成長したし大丈夫と思い込もうとしていました。

 
ところが、

私の考えが甘く、勉強が始まり授業を受けることが息子にとってはものすごくハードルが高かったのです。

 
 

当時の私は、なんとかついて行かせなくちゃと一生懸命宿題をさせようとしたり、支度なども先回りして関わりすぎてしまっていました。

 
 

学校では、1年生だからこそとしつけに熱心な先生でしたが息子には合っていないようで次第に登校しぶりが増えていきました。

 
 

私は行かせなきゃと無理に連れて行ったりしていました。

 
 

それを療育で相談すると、スモールステップでやっていきましょう、と言われたもののどうやって対応すればいいのかわからず、

 
 

さすがに私も疲れてしまい、息子もついに登校することができなくなりました。

 
 

それでも時間割通りに過ごさせてくださいと学校から言われ、嫌がる息子に強制的に過ごさせていました。

 
 

これが本当に息子のために合っている対応なんだろうか?

 
 

そう自問自答しながらも学校に言われた通りにやるしかありませんでした。

 
 

スクールカウンセラーにも間に入って頂きましたが、息子がどうしたら学校へ気持ちが向いてくれるかどうかスモールステップでいきましょう。

 
 

お母さんと息子、お父さんと息子の関係についてそこに問題があるのではないかとサラッと言われて、腑に落ちないアドバイスに信用できなくなっていました。

3. 相談先はたくさんあるのにわが子の困りごとが解決しない原因

こんな状態が2年続き、もう親子で限界でした。

 
 

私が息子のために良い決断ができるように知識をつけないといけないと思い、控えていたネットや本で情報を集めていきました。

 
 

その中で見つけたのが、発達科学コミュニケーションでした。おうちでお母さんが我が子の専門家になって子どもの発達をグーンと伸ばすことができる!

どんなに優れた専門家の療育を受けられたとしても、月に1回では量が足りないのです。
その点、お母さんなら毎日一緒。子どもと一番長い時間を過ごしているお母さんが我が子の専門家になったら、最強です。

 
 

そこで、はっきりわかったことは、
お母さんが子育ての軸を持ち、我が子にあう対応をやっていくこと。 

 
 

これが子どもの発達をストップさせるかグーンと伸ばしていけるか差が出ていたんだということです。

 
 

そして、相談しても解決しなかった原因は
お母さん自身と相談先それぞれのゴール設定がズレていたからだったんです。

 
 

私は息子が成長していくために今必要なのは何か知りたかった。
登校するかどうかではなかったんです。

 
 

だけど、学校は登校させることが前提のアドバイス。

 
 

療育先は、私の考えに近いものでしたが、具体的にこうしていきましょうというアドバイスではありませんでした。

とにかくスモールステップで。

スモールステップって何をすれば良いの?正直そんな風に思っていました。

 
 

ですから、お母さんは我が子にあう対応がわからないまま
判断を委ねられてしまいますが、そんな状態なので正しい判断はできません。

 
 

そして、 その判断が合っていれば一時的に良くなるかもしれません。

 
 

もし、判断が間違っていたら、子どものためと言われたアドバイスを実践しても解決するどころか悪してしまうこともあります。

 
 

それに気がつくまで5年の月日が流れていました。

 
 

我が家はその間、悪化していくばかりだったのです。

4.今スグお母さんにやってほしいワケとは?

私がこういうことに気がついたとき、息子は小学校2年生でした。

 
 

ほぼ毎日登校しぶりがあり、私は毎日1日中付き添って教室の後ろで参観している状態でした。いわゆる母子登校です。

 
 

いつまで続くんだろうと先の見えない状態に不安でしたが、発コミュをやって解決していけると希望も持っていました。

 
 

発達障害グレーゾーンの息子はできることとできないことの差が大きいので、できないことをできるようになってほしいとしつけや注意をしがちでした。

 
 

その結果、息子は自分の行動が注意されるのではないかと不安になって行動しなくなっていきました。

 
 

それは「お母さんやって」「お母さんが一緒なら安心」という事態を招いていました。

 
 

 脳は筋肉と同じで使えば使うほど成長するので、行動すればするほど発達させられる。

 
 

だから、自信をつけて行動させることが大事。

 
 

ところが、子どもに自信がなくなっていると行動力が下がるので脳の発達もストップしてしまいます。

 
 

すると、うつうつしたり、暴力的になったり、不登校になったりと困りごとがエスカレートしていってしまうこともあるのです。

 
 

もし、今、そうなってしまっていても大丈夫!

 

自信をつけるには、子どもをマルっとぜーんぶ受け入れて肯定の関わりをすることなんです。

 
 

もし、今の状態が
・登校をしぶっているなら要注意です。しぶっているのは子どもからの黄色信号です。対応を見直すきっかけかもしれません!

・前はやっていたのに、今はやらなくなってしまったことがある。これは、注意されて嫌いになってしまった場合、改善するのに時間がかかりますが変われます。対応次第です。

 

だから、なるべく早く対応を変えることをオススメします。

5.子どもの困りごとはお母さんが解決!我が子の専門家になれる発コミュ対応とは?

では、相談しても解決できない時はどうすればいいのでしょうか?

 
 

それはズバリ、お母さんが我が子の専門家になって解決すればいいんです。

 

・行動する前

・行動している間

・行動が終わった後

どのタイミングの時も、やろうとしてるね、今やってるね、できたねと肯定的に注目することをやっていきました。

 
 

すると、これで合ってる、大丈夫!と少しずつ息子の中で自信が積み重なって行動していくようになっていきました。

 
 

我が家はこの方法に変えたら、 2週間で、怒ると暴れ出していた息子は暴れ出すことがなくなりました。

 
 

そして3ヶ月経つ頃には、おうちで困っていたことはほぼなくなりました。

 
 

外での困りごとや勉強との向き合い方には少し時間がかかりましたが、本人にあったやり方が見つかって、かなり落ち着いてきています。

 
 

私自身も息子にあう対応、子育ての軸がわかったから、アドバイスを受けて自分で選択できるようになりました。

 
 

その上で、その方法が息子には合わないと思ったらこちらからも提案できるようにもなっています。

 
 

療育やスクールカウンセラー、担任の先生がよくないのではなく、 相性や通えるタイミングなど各家庭によって合う合わないがあるということです。

 
 

お母さんが自分で判断できることは子どもにとってベストな環境を用意することができるということなんです。

 
 

お子さんの特性を理解して、お母さんの正しい対応でお子さんの自信をなくさないようにしてあげてくださいね。

 
 

いかがでしたか?

 
 

子育ては常に困りごとが絶えないものです。

 
 

発達障害グレーゾーンの子育てに必要なことは 正しくしつけることではなく、

お母さんが子育ての軸を持ち、我が子にあう対応をやっていくこと

できてないところはスルーすること

肯定的な注目を増やして、子どもを安心させること

がポイントです。

 
 
子どもの困りごとを相談しても解決できないことにお悩みのお母さん、まずは子どもの特性を理解しましょう。

そして我が子に合った対応を自分で判断し、子どもの困りごとに振り回されないお母さんになってくださいね。きっと子育てがラクになっていきますよ^^ 

 
執筆者:渡辺あきこ
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
 
 
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