きょうだいゲンカ【ステージ3】言い合い+手も出る!? 〇〇が子どもの脳を育てる

【ステージ3:言い合い+手も出る段階】

「口では言えてるのに、また手が出た…」
「もう小学生なのに、まだケンカが絶えない」

そんな姿を見て、
「せっかく言葉で伝えられるようになったのに、なんで?」と感じることもあるかもしれません。

ですが、実はこのステージこそ、脳が“思考と感情のバランス”を取る練習をしている大切な時期なんです。

<脳の中では何が起きている?>

この時期の脳では、
「考える前頭前野」
「感情の扁桃体」がほぼ同じくらい働いています。

つまり、感情を感じながらも、考えようとする力が育ち始めた状態。

けれどもまだ、そのバランスは不安定。

“言い合い”の最中に感情がオーバーヒートすると、前頭前野のブレーキが外れて、つい手が出てしまうのです。

<ママにできる関わり方>

ステージ3では、ママが「入るタイミング」と「距離の取り方」がカギ。

ケンカの途中で感情が爆発しそうなときは、

すぐにジャッジや仲裁に入るより、
“距離をとって見守る”ことが脳の練習になります。

声かけの例:
「お互い、少し離れて気持ちを整えようか。」
「ママはそばにいるよ。落ち着いたら話そう。」

ママが落ち着いて距離をとってあげることで、子どもたちの脳は“感情を整理する時間”を持つことができます。

しばらくして落ち着いてきたら、


「言いたいこと、ちゃんと伝えられたね。」
「怒っても話そうとできたの、すごかったよ。」

“行動の中の成長”をフィードバックしてあげましょう。

ステージ3のケンカは、実はとても大事な“練習試合”


言葉と感情の両方を使う訓練の真っ最中なんです。

ママが焦って止めすぎると、
脳の「自分で整理する力」が育ちにくくなります。

けれども、安心できる距離で見守ってもらえると、「怒っても大丈夫」「気持ちは整理できる」と脳が学習していきます。

 

<まとめ>

ステージ3は、「見守り」が脳の発達そのもの。

“止める”でも“放っておく”でもなく、“安心を背中で支える距離”を意識してみましょう。

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