今回は、その最初のステップ「怒りを爆発させる時期」についてお伝えします。
この時期、ママにとってはいちばん心が揺さぶられる瞬間かもしれません。
けれど、実はここが
“脳の成長のはじまり”なんです。

「そんな言い方しなくてもいいでしょ!」
「何回言ったらわかるの!」
思わず声を荒げてしまうようなケンカの場面。
きょうだいでおもちゃを取り合ったり、ちょっとしたことで怒鳴り合ったり…。
見ているママからすれば、
「せっかく落ち着いてたのに、またケンカ…」と心がズーンと沈んでしまうこともありますよね。
だけど実は、この“爆発”にはちゃんと意味があります。
子どもは最初から感情をコントロールできるわけではありません。
脳の中では「感じる脳(扁桃体)」が先に育ち、
「考える脳(前頭前野)」があとから追いついていく仕組みになっています。
つまり、感情を出す=脳を育てるトレーニング中
泣いたり、怒鳴ったりすることで、「自分はこう感じている」と脳が自覚し、
そこからようやく“次のステップ”である「言葉で伝える力」につながっていきます。
<ママにできること>
感情が爆発しているとき、
ママができる一番のサポートは“受け止めること”です。
「そんなにイヤだったんだね」
「そんなふうに思ったんだね」
そのひとことが、
“自分の気持ちを言葉にしてもいいんだ”という脳の回路を育てます。
もちろん、毎回そんな余裕があるわけじゃないですよね。
ですが、もしひとつだけ心に残してもらえるなら
「怒っている=成長中」だと、少しだけ見方を変えてみてくださいね。
<まとめと次回予告>
きょうだいゲンカの「怒り爆発期」は、感情を出す力を育てる大切な時期。
ママの受け止めひとつで、次のステップへの階段がしっかりつながります。
次回は、ステップ2【伝えたいけど伝わらない!“言葉の練習期”】についてお届けしますね。
「怒りのあとにどう関わればいいの?」のヒントがきっと見つかりますよ!
