前回は、言葉で伝えようと頑張る「言葉の練習期」についてお話ししましたね。
少しずつ気持ちを言葉にできるようになってくると、
次に現れるのが、
“相手の気持ちを考えられるようになる時期”です。
ママにとっては
「やっとここまで来た…!」と感じられるステップかもしれません。
たとえば、
こんな場面ありませんか?
「○○ちゃんも使いたかったんだよね」ときょうだいの気持ちを代弁したとき、
「うん、わかってる」と
小さくつぶやく姿。
それがまさに、脳が
“共感”を学び始めたサインです。
ここまでのステップを振り返ると
-
ステップ1では、
感情を爆発させて出す練習 -
ステップ2では、
言葉で伝える練習 -
そしてステップ3では、
相手の気持ちを想像する練習
脳の中では、
「考える脳」がどんどん育ち、
相手の立場に立つことが少しずつできるようになります。
ただし、まだまだ行ったり来たり。
今日は優しくできても、
明日はまた怒り爆発に戻る・・・
そんな繰り返しをしながら、
脳の回路が少しずつ安定していきます。
<ママにできること>
この時期のサポートは、
共感を育てる声かけです。
「今、〇〇ちゃんの気持ちも
考えられたね」
「そんなふうに思えたなんて、
すごいね」
ママの“気づきのひとこと”が、
「相手の気持ちを考えるって気持ちいい」という体験に変わります。
子どもはそれを何度も繰り返すうちに、「思いやり」の回路を自分の中に育てていくのです。

きょうだいゲンカの中で、
子どもが少しでも「ごめんね」
「貸してあげるね」と言えたなら、
それは脳が確実に成長している証拠です。
“完璧にできること”よりも
“できはじめた瞬間”を
見つけてあげることが
ママにしかできない
最高のサポート!
ママが変わると、
子どもの脳は
ちゃんと応えてくれます^^
<まとめと次回予告>
きょうだいゲンカを通して、
「感情を出す」→「言葉で伝える」→「相手を思いやる」
この3つのステップを子どもは繰り返しながら、人との関わり方を脳で学んでいきます。
ここまでで、ママは
“きょうだいゲンカの中にも発達の階段がある”ことを感じてきたと思います。
そして次はいよいよ
「じゃあ、その時ママはどう関わればいいの?」というお話です。
実は、
子どもの発達ステージによって
「止める・見守る・任せる」の正解がまったく違うんです。
次回は、きょうだいゲンカを
“子どもを伸ばす時間”に変える
ママの関わり方のステージを一緒に見ていきましょう!

