発達グレーの悩みは相談しても解決しない?5年悩んだ私が今なら伝えたいこと

子どもが成長する中で、困りごとがない家庭なんてありません。けれども、発達グレーゾーンの子育てをしていると、その困りごとは日々積み重なり、出口が見えなくなるほど深くなっていきます。今回の記事では「相談しても、結局何も変わらなかった」「色々試しても、しっくりこない」そう感じているママにお届けします!
 

困りごとの“答え”を探して迷子になった日々

子どもに困った行動があったとき、最初に考えるのは「誰かに相談しよう」ではないでしょうか?

私もそうでした。

 


担任の先生、スクールカウンセラー、地域の療育機関。
たくさんの場所に相談に行きました。

 

 

けれども、
・先生によってアドバイスが違う
・「様子を見ましょう」と言われて終わってしまう
・アドバイスを試しても子どもには合わない

 

 

そんなことが続いて、「私はどうしたらいいの?」と迷子になってしまったんです。

 

 

一生懸命なのに、前に進んでいる気がしない。
むしろ、「これで良かったのかな?」と不安になるばかり。

 

 

相談先ごとにゴールが違うという落とし穴

今だからわかるのですが、当時の私は“相談先と私のゴールのズレ”に気づけていませんでした。

 

 

たとえば、学校の先生は「登校できること」を前提にアドバイスをくれます。

 


でも私は、「子どもが安心して自分らしく過ごせること」が一番の願いでした。

 

 

そのゴールの違いに気づかずにアドバイスを鵜呑みにしてしまうと、
・登校させることを優先して無理をさせてしまう
・結果的に子どもがますます不安定になる
という悪循環に陥ってしまいます。

 

 

そして私は、無意識のうちに「子どものため」を理由に自分も追い詰めていたのです。

 

 

それでも子どもは成長していく。だからこそ今、知ってほしい

子どもの発達には“波”があります。
今できないことも、サポート次第でぐんと伸びる瞬間が必ずやってきます。

 

 

けれども、その“サポート”がもし間違った方向に向かっていたら?

 


子どもは「理解されていない」と感じ、自己肯定感を失ってしまうかもしれません。

 

 

私はそのことに、5年かけてようやく気づきました。

 

 

この記事を読んでいるあなたには、どうかその時間を短縮してほしいのです。

 


「お母さんだからできること」が、実はたくさんある。

 


そして、どこよりも子どものそばにいる“あなた自身”こそが、我が子の一番の専門家になれるのです。

 

 

次回の記事では、私と息子が実際に経験した「相談しても解決しなかったリアルな事例」をご紹介します。

▽こちらから読めます▽

診断よりも大切な“気づき”があった|登校しぶりの息子との5年間の記録

 

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執筆者:渡辺あきこ
(発達科学コミュニケーショントレーナー)

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