きょうだいゲンカ【ステップ2】伝えたいけど伝わらない!“言葉の練習期”のサポート法

前回は、きょうだいゲンカの「怒り爆発期」についてお伝えしました。

感情を出すことが脳の成長のスタートだと知ると、見え方が少し変わりましたよね。

今回はその次のステップ
「言葉で伝えたいけれど、うまく伝わらない時期」を見ていきましょう。

この時期のお子さんは、
頭の中ではちゃんと「言いたいこと」があるのに、

言葉と感情がまだバラバラに動いてしまう段階です。

「貸してって言ったのに!」

「先に使ってたのに!」

自分なりに言葉で伝えようとしても、思うように伝わらず、結局どちらも怒り出す…。

ママから見ると「せっかく話せるようになったのに、またケンカ…」と感じるかもしれません。

ところが、

ここが脳がぐんぐん伸びている“練習期”なんです。

脳の中では何が起きてる?

感情を感じる脳と、言葉をつかさどる脳は別の場所にあります。

ステップ2では、この2つをつなぐ神経ネットワークが発達中

そのため、感情が強くなると、まだ言葉が飛んでしまうことも多いんです。

つまり、言葉が出ない=まだ練習中なだけ。

ここを責めるのではなく、
「言葉にしようとしたこと」を認めてあげることが鍵になります。

<ママにできること>

この時期のサポートは
“代弁”と“翻訳”

「○○って言いたかったんだね」

「こうしてほしかったんだよね」

そう言葉を添えることで、
子どもの脳が
「気持ちは言葉で伝えていいんだ」と覚えていきます。

うまく言えないまま終わったケンカでも、


あとから
「さっきはイヤだったね」
「どうしたかった?」と声をかけてあげるだけでもOK。

言葉で気持ちを整理する回路が、少しずつ太くなっていきます。

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「言葉で伝えなさい!」と叱るより、「言葉で伝えようとしてたね」と認めてあげる。

たったその違いで、
子どもの“伝える力”が確実に伸びていきます。

ママが「できてない部分」ではなく「できはじめたサイン」に気づけると、

ケンカの見え方もずいぶん変わっていきますよ。

<まとめ>

「伝えたいけど伝わらない」は、言葉と感情をつなぐ大切な練習期。


ママのひと声が、その回路を確実に育てていきます。

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